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J-GLOBAL ID：201702272493223134   整理番号：17A0702445

4-メルカプト安息香酸官能化金ナノ粒子に基づいたヘパリンを検出する定量のための超高感度「ターンオフ」SERSセンサ【Powered by NICT】

An ultrasensitive “turn-off” SERS sensor for quantitatively detecting heparin based on 4-mercaptobenzoic acid functionalized gold nanoparticles

著者 (6件)： Zhang Chenmeng (Key Laboratory of Bio-inspired Smart Interfacial Science and Technology of Ministry of Education, School of Chemistry and Environment, Beihang University, Beijing 100191, China. [e-mail]) ,  Liang Xiu ,  You Tingting ,  Yang Nan ,  Gao Yukun ,  Yin Penggang
資料名： Analytical Methods  (Analytical Methods)
巻： 9  号： 17  ページ： 2517-2522  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2324A  ISSN： 1759-9660  CODEN： AMNECT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヘパリン4-メルカプト安息香酸安定化金ナノ粒子の抗凝集に基づく検出のために開発した超高感度「ターンオフ」表面増強Raman分光法(SERS)センサ。本論文では,正電荷を持つ小蛋白質分子,プロタミンは表面静電相互作用を介して4-MBA官能化金ナノ粒子の凝集を誘導した。しかし,ヘパリンの存在下で,4-MBA官能化金ナノ粒子の凝集はヘパリンはプロタミンへの強い親和性を持つという事実に起因して減少し,さらにRaman増強効果の低下を引き起こした。Ramanレポーターの正規化SERS強度は添加したヘパリンの濃度に比例し,良好な直線検出範囲は計算した検出限界は0.03ng mL~( 1)の0.05~20ng mL~( 1)(R~2=0.999)から得られた。さらに,開発した高度に選択的な方法もウシ胎児血清で実証することに成功した。この方法は特異的,簡単で安価であり,これはヘパリンの他の更なる研究に適用することができた。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 親和性 ,  *ヘパリン ,  凝集 ,  プロタミン ,  *ターンオフ ,  表面増強Raman分光法 ,  *官能化 ,  静電相互作用 ,  *センサ ,  検出限界
準シソーラス用語： ウシ胎児血清 ,  正電荷 ,  *超高感度 ,  *金ナノ粒子 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 有機化合物の物理分析  (CC03034A) ,  分析機器  (CC02020S)

物質索引 (1件)： 4-メルカプト安息香酸

タイトルに関連する用語 (7件)： 安息香酸 ,  官能化 ,  金ナノ粒子 ,  ヘパリン ,  定量 ,  高感度 ,  ターンオフ