文献
J-GLOBAL ID:201702272815729611   整理番号:17A0402151

キトサン被覆PLGAナノ粒子に取込まれたアルベンダゾールのin vitroでの抗腫瘍活性の増強【Powered by NICT】

Enhancing the in vitro anticancer activity of albendazole incorporated into chitosan-coated PLGA nanoparticles
著者 (9件):
資料名:
巻: 159  ページ: 39-47  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0961A  ISSN: 0144-8617  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
アルベンダゾール(ABZ)の溶解度および抗癌活性を改善するために,キトサン(CS)被覆ポリ-dl-lactic-co-グリコール酸(PLGA)ナノ粒子を開発した。CSを用いて,粘膜付着性とコロイド安定性を強化するためのABZ負荷PLGAナノ粒子を被覆した。CS被覆PLGAナノ粒子は溶媒拡散後のCS溶液中のナノ粒子を懸濁することにより調製した。CS被覆PLGAナノ粒子を特性化し,ABZ放出は種々の製剤からのin vitroで検討した。CS被覆PLGAナノ粒子の粘膜付着性およびin vitro抗癌活性をゼータ電位およびMTTアッセイの測定によりそれぞれ調べた。直径500nm以下の球状ナノ粒子を作製することに成功した粒子サイズ分布は狭かった。CS被覆PLGAナノ粒子におけるABZの完全カプセル化を,SEM,FTIR,DSC,およびXRDにより確認した。CS被覆PLGAナノ粒子の粒径は480nmの範囲であった;カプセル化効率は43.4 54.6%であった;収率58.5 67.8%であった。CS被覆ナノ粒子のゼータ電位はmV以上であり,安定性は4週間維持された。pHが7.4では,ナノ粒子(P188,5)からABZのin vitro放出は未処理ABZより200倍高かった。これは12時間持続した。さらに,CS被覆PLGAナノ粒子(P188CS0)からABZ放出はpH=1.2で未処理ABZからのそれより1.5倍高かった。さらに,ABZ負荷CS被覆ナノ粒子は優れた粘膜付着および細胞毒性の改善を示した。結果は,PLGAナノ粒子のCS被覆は抗癌効果とABZ負荷ナノ粒子の粘膜付着特性を改善する可能性があることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
多糖類  ,  固形製剤  ,  高分子担体・触媒反応 

前のページに戻る