文献

J-GLOBAL ID：201702272977550285   整理番号：17A0362955

地中海沿岸ラグーン(南西スペイン,Mar Menor)からの大気中の多環芳香族炭化水素と遺産と現用農薬の存在と季節的分布【Powered by NICT】

Occurrence and seasonal distribution of polycyclic aromatic hydrocarbons and legacy and current-use pesticides in air from a Mediterranean coastal lagoon (Mar Menor, SE Spain)

著者 (3件)： Carratala A. (Departamento de Ingenieria Quimica, Universidad de Alicante, Spain) ,  Moreno-Gonzalez R. (Instituto Espanol de Oceanografia, Centro Oceanografico de Murcia, Apdo. 22, C/ Varadero 1, 30740 San Pedro del Pinatar, Murcia, Spain) ,  Leon V.M. (Instituto Espanol de Oceanografia, Centro Oceanografico de Murcia, Apdo. 22, C/ Varadero 1, 30740 San Pedro del Pinatar, Murcia, Spain)
資料名： Chemosphere  (Chemosphere)
巻： 167  ページ： 382-395  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0843A  ISSN： 0045-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大気中の多環芳香族炭化水素(PAHs)と遺産と現在使用されている殺虫剤(CUPs)の存在と季節的分布はアクティブとパッシブの両方のサンプリングデバイスを用いたMar Menorラグーン周辺を特性化した。これら汚染物質の季節的分布は,パッシブサンプラを用いて6点で測定した。パッシブサンプラーのサンプリング速度はアクティブサンプラーを用いて検出された全ての分析種の推定,優先的に考慮した冬季のデータ,夏のアクティブサンプリング(高温度と太陽放射)の損失に起因した。28化合物(14CUP,11PAHsと3有機塩素系殺虫剤)の存在はポリウレタン受動的サンプリングによる空気中で検出された。空気で最も一般的に検出される汚染物質(試料の>95%)は,クロルピリホス,クロルピリホスメチルとフェナントレンであった。最大濃度はフェナントレン(6000 pg m~ 3)とクロルピリホス(4900 pg m~ 3)に対応した。汚染物質の分布は空間的及び季節的に不均一であった。PAHsの最高濃度は空港に密接して見出され,殺虫剤の最高濃度は,農地(西側)の影響地域で検出された。PAHと除草剤濃度は他の季節より冬に高目,クロルピリホスのようないくつかの殺虫剤は秋に多かった。大気中PAHsと遺産と現在使用されている殺虫剤の存在は,Mar Menorラグーンのような海洋沿岸域への移動可能性を確認した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 汚染物質 ,  *ラグーン ,  殺虫剤 ,  海洋 ,  有機塩素系殺虫剤 ,  *スペイン ,  冬 ,  *芳香族縮合炭化水素 ,  高温 ,  キャラクタリゼーション ,  窒素複素環化合物 ,  有機塩素化合物 ,  無機酸エステル
準シソーラス用語： パッシブサンプラ ,  パッシブ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 芳香族縮合炭化水素 ,  農薬 ,  アクティブサンプリング ,  受動空気サンプリング ,  季節的分布

分類 (1件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W)

物質索引 (3件)： フェナントレン ,  クロルピリホスメチル ,  クロルピリホス

タイトルに関連する用語 (9件)： 地中海 ,  沿岸 ,  ラグーン ,  スペイン ,  大気中 ,  多環芳香族炭化水素 ,  農薬 ,  季節 ,  分布