文献
J-GLOBAL ID:201702273001018160   整理番号:17A0210388

多重トリフルオロメチル置換基を持つジシアノ-ジスチリルベンゼン誘導体における多形と増幅された自発発光 プレー中の分子間相互作用

Polymorphism and Amplified Spontaneous Emission in a Dicyano-Distyrylbenzene Derivative with Multiple Trifluoromethyl Substituents: Intermolecular Interactions in Play
著者 (8件):
資料名:
巻: 26  号: 14  ページ: 2349-2356  発行年: 2016年04月12日 
JST資料番号: W1336A  ISSN: 1616-301X  CODEN: AFMDC6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
分子間相互作用は,分子材料のオプトエレクトロニック特性の制御に極めて重要である。一つのそして同一材料中の多形は,分子間の寄与に対する直接的な洞察を得る特異な好機である。ここでは,末端環中に多重トリフルオロメチル基を持つジシアノジスチリルベンゼン誘導体における2つの多形中の誘導発光特性を調べ,分子間配置および結果としての励起子結合と相関させた。多形は,一つは青色に発光する一方で,他方は緑色に発光する明確な異なる発光挙動を持つ。青色多形のみが,明白なスペクトル狭まりの閾値約100μJcm-2を伴う光増幅を示した。緑色多形は,2桁高い励起フルエンスにおいてさえもどのような利得も示すことができなかった。ポンププローブ研究は,青色のものと比較して緑色多形における発光領域に向け,より拡張された励起状態吸収を示し,サブピコ秒(ps)時間スケールにおいてのみ正味の利得を可能にし,増幅された自然発光の観察には短すぎる。この事は,緑色多形中の強いπ-π重畳による電子遷移と結合した分子間呼吸/せん断モードに起因する。これらの観察は,有機共役材料中の光増幅過程に加え,光学特性の制御における分子間相互作用の重要性を強調した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物のルミネセンス  ,  分子間相互作用 

前のページに戻る