スーパーキャパシタ電極としての横サイズ制御単一層1H-MoS<sub>2</sub>@オレイルアミンの合成

SAVJANI Nicky; LEWIS Edward A.; BISSETT Mark A.; BRENT Jack R.; DRYFE Robert A. W.; HAIGH Sarah J.; O’BRIEN Paul

文献

J-GLOBAL ID：201702273403522121 整理番号：17A0225656

スーパーキャパシタ電極としての横サイズ制御単一層1H-MoS₂@オレイルアミンの合成

Synthesis of Lateral Size-Controlled Monolayer 1H-MoS₂@Oleylamine as Supercapacitor Electrodes.

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資料名：
巻： 28 号： 2 ページ： 657-664 発行年： 2016年01月26日
JST資料番号： T0893A ISSN： 0897-4756 CODEN： CMATEX 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

オレイルアミン中での単一源前駆体[Mg₂O₂S₂(S₂COEt)₂]高温注入熱分解に基づく新しい湿式化学法を単分散1H-MoS₂@オレイルアミン生成用として述べる。1T-二硫化モリブデンはそのイオン交換能に由来する高い擬静電容量のためにスーパーキャパシタに適した素材と目されている。高品質でオレイルアミン保護層を載せた自立MoS₂ナノシートが生じ,初めて詳細な成分分析を実施した。工程は簡明でロバストではあるが,その温度(200~325°C)を選ぶことでナノシートの横方向寸法を4.5から11.5nmまで調節できる一方で,試料は単味で安定した組成(MoS₂-オレイルアミン_0.28~0.36)を維持した。この研究はこれらのナノシートの原子分解能走査電子顕微鏡観察の最初の例で,形態に伴う洞察を与え,自立MoS₂ナノシートが純粋で高い結晶度を有し,ランダムに配向した単一層であることを実証した。MoS₂@オレイルアミンの解析は減衰全反射FTIR,透過型電子顕微鏡像,収差補正透過型走査電子顕微鏡像,エネルギー分散X線分光,粉末X線回折,熱重量分析とRamanスペクトルで行った。合成したままのナノシートと剥離グラフェンを用いてコイン状のスーパーキャパシタ電極を作ったが,その静電容量は50mF/cm²でエネルギー貯蔵材料としての有用性を証明した。ナノシート形状であるため,将来触媒の縁への付加の可能性を有している。

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静電機器

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スーパーキャパシタ電極としての横サイズ制御単一層1H-MoS2@オレイルアミンの合成

スーパーキャパシタ電極としての横サイズ制御単一層1H-MoS₂@オレイルアミンの合成