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J-GLOBAL ID:201702273532662521   整理番号:17A0401128

ポスト脱窒素移動層生物膜反応器におけるメタノールとエタノールを用いた微量汚染物質の除去に対する外部炭素量の影響【Powered by NICT】

Impact of external carbon dose on the removal of micropollutants using methanol and ethanol in post-denitrifying Moving Bed Biofilm Reactors
著者 (7件):
資料名:
巻: 108  ページ: 95-105  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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後脱窒素システムへの外部炭素源の添加は,しばしば硝酸塩除去を増進するための廃水処理プラントで使用されている。しかし,後脱窒素系における微量汚染物質の動態とその除去に対する外部炭素投与の影響についてはほとんど知られていない。本研究では,二種類の異なるタイプの影響および一般的に使用される炭素源-メタノールと生物膜システム中の微量汚染物質の除去エタノールの利用可能性を評価した。二実験室規模の移動床生物膜反応器(MBBR),フルスケールシステムからの順応した生物膜を用いたAnoxKaldnesTMK1キャリアーを含むメタノールおよびエタノールを投与した廃水を用いた連続流で運転した。22スパイク製剤によるバッチ実験で,除去速度を評価するために実施した。アセチルスルファジアジン,アテノロール,シタロプラム,プロプラノロールおよびトリメトプリムはMBBR(生体内変化速度定数k_bio1.2と12.9L g_biomass~ 1D~( 1)間の)の両方で生体内変化した,13種の化合物は中程度生体内変換(0.2および2L g_biomass~ 1D~( 1)間の速度定数)と4化合物は難分解性。メタノールにさらしたMBBRは検討した22化合物のうち9のエタノールを吸着したMBBRにおけるより高いk_bio(例えば,1.5 2.5-倍)を示し,10化合物のk_bioは等しく,3種の化合物(すなわち,標的スルホンアミド)はエタノールを吸着したMBBRの速い生体内変換した。多くの化合物の生体内変化は一次反応速度に従ったが,ベンラファキシン,カルバマゼピン,スルファメトキサゾール及びスルファメチゾールの除去は,共代謝モデルで記述できた。16S rRNAアンプリコン配列決定を用いた生物膜中の微生物組成の分析はメタノールにさらしたMBBRはエタノールを投与したものより高い微生物の豊富さを含んでおり,標的化合物の生体内変化の改善は高い微生物の豊富さと関連していることを示唆していることを明らかにした。連続流運転の間,フルスケール脱窒システム(水力学的滞留時間=2h)の代表的な条件で,微量汚染物質の除去効率は,両MBBRで35%以下であった,アテノロール及びトリメトプリム(>80%)を除いて。全体として,本研究は,ポスト脱窒素に用いるMBBRは最適炭素源と拡張した滞留時間を考慮して数微量汚染物質の生物変換を高めるために最適化できることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
下水,廃水の生物学的処理  ,  その他の汚染原因物質 

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