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J-GLOBAL ID：201702273973354164   整理番号：17A0445767

長期試験に基づくジオポリマコンクリートにおける塩化物の進入と鋼の腐食【Powered by NICT】

Chloride ingress and steel corrosion in geopolymer concrete based on long term tests

著者 (4件)： Tennakoon Chandani (Centre of Sustainable Infrastructure, Faculty of Science, Engineering and Technology, Swinburne University of Technology, Hawthorn, Victoria, Australia) ,  Shayan Ahmad (ARRB Group Ltd, Vermont South, Victoria, Australia) ,  Sanjayan Jay G (Centre of Sustainable Infrastructure, Faculty of Science, Engineering and Technology, Swinburne University of Technology, Hawthorn, Victoria, Australia) ,  Xu Aimin (ARRB Group Ltd, Vermont South, Victoria, Australia)
資料名： Materials & Design  (Materials & Design)
巻： 116  ページ： 287-299  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0495B  ISSN： 0264-1275  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アルカリ活性化結合材料(ジオポリマー)はフライアッシュやスラグのようなアルミノけい酸塩原料のアルカリ活性化により,普通ポルトランドセメント(OPC)を使用しないコンクリートを製造するための新しい技術である。鉄筋ジオポリマコンクリートの腐食挙動のような耐久性の問題に関する限られた知識は構造用途でのこの技術の利用を妨げている。本研究は,より長い試験期間を用いた加速塩化物環境におけるジオポリマコンクリートの塩化物誘起腐食の塩化物浸透性と開始を調べた。腐食開始はまた,2%塩化物汚染コンクリートに埋め込まれた鉄筋でモニターした。鉄筋の腐食状態はCu/CuSO_4参照電極を用いた非破壊試験法を用いてモニターした。結果から,ブレンドしたフライアッシュとスラグジオポリマーコンクリートの塩化物イオンの見かけの拡散係数は,OPCコンクリートのそれより低いことを示した。拡散係数もバインダ中のスラグ量の増加とともに減少した。混合フライアッシュとスラグジオポリマコンクリートはOPCコンクリート時間と共に塩化物浸透抵抗性を改善しより高い時効係数を示した。本研究では,コンクリートは有意なレベルの塩化物により汚染されてもフライアッシュとスラグベースのジオポリマーコンクリートに埋め込まれた鉄筋は,OPCコンクリート中の鉄筋より腐食に対する高い保護を持つことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *コンクリート ,  *塩化物 ,  拡散係数 ,  スラグ ,  鉄筋 ,  粘結剤 ,  *腐食 ,  アルミノケイ酸塩 ,  耐久性 ,  フライアッシュ ,  基準電極
準シソーラス用語： 塩化物イオン ,  塩化物侵入 ,  普通ポルトランドセメント ,  *長期試験 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 年齢因子 ,  塩化物浸入 ,  腐食 ,  フライアッシュ ,  ジオポリマ ,  スラグ

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

タイトルに関連する用語 (4件)： 長期試験 ,  塩化物 ,  鋼 ,  腐食