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J-GLOBAL ID:201702274047812956   整理番号:17A0703240

カドミウム毒性の新規バイオマーカーとしてのLncRNA MALAT1は細胞増殖とアポトーシスを調節する【Powered by NICT】

LncRNA-MALAT1 as a novel biomarker of cadmium toxicity regulates cell proliferation and apoptosis
著者 (7件):
資料名:
巻:号:ページ: 361-371  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2471A  ISSN: 2045-4538  CODEN: TROEE8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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カドミウム(Cd)とその化合物はよく知られたヒト発癌物質であるが,発癌の基礎となる機構は良く理解されていない。本研究では,lncRNA MALAT1は細胞,動物およびCd曝露労働者におけるCd毒性の新規バイオマーカーとして役立つか否かの検討と,細胞増殖,アポトーシス,移動および浸潤を調節することを目的とした。MALAT1発現はCdCl_2形質転換された16HBE細胞において徐々に増加した。細胞アポトーシス,移動および浸潤は有意に阻害され,FOXC2,STAT,BAX,EGFR,TGFβ_1のmRNAと蛋白質発現は減少したが,BCL-2は15~Thと35~日継代のCdCl_2 16HBE細胞におけるsiRNAによるMALAT1サイレンシング後増加した(P<0.05)。カドミウムは用量依存的にCd曝露ラットの肺におけるMALAT1発現を増加させた。血液MALAT1発現と尿/血液Cd濃度の間で観察された有意な正の相関,Cd曝露ラットの肺における標的遺伝子の発現とCd曝露された労働者の血液とMALAT1発現の有意な相関があった。本研究では,MALAT1の発現は上方制御され,Cd毒性における細胞周期進行,増殖,アポトーシス,移動及び浸潤を調節することを示唆した。MALAT1はカドミウム曝露とカドミウム毒性の新しい有用なバイオマーカーとして役立つ可能性がある。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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細胞生理一般  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

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