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J-GLOBAL ID：201702274048479780   整理番号：17A1759747

災害時における応急給水経路の策定とその評価

FORMULATION OF EMERGENCY WATER SUPPLY ROUTE USING GIS AND ITS EVALUATION

著者 (6件)： 市岡宗詢 (豊田工高専) ,  松本嘉孝 (豊田工高専) ,  加藤崇洋 (国土交通省 中部地方整備局) ,  猪八重拓郎 (佐賀大 大学院工学系研究科) ,  杉木直 (豊橋技科大 建築・都市システム学系) ,  松尾幸二郎 (豊橋技科大 建築・都市システム学系)
資料名： 環境システム研究論文発表会講演集  (Proceedings of Annual Meeting of Environmental Systems Research)
巻： 45th  ページ： 177-180  発行年： 2017年10月21日 
JST資料番号： L4127A  ISSN： 1345-9589  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 震災時,水道施設に被害が生じると給水車により応急給水が実施される。しかし実際の応急給水活動はその場その場の対応に追われ,効率性や定量性に関しては十分検討されていない。そこで本研究は,GISを用いて給水経路および給水作業量の評価を行った。給水経路は配水場と避難所を道なりに最短距離で結び算出し,給水作業量は策定した経路距離と給水車走行速度,給水作業時間から求めた。その結果,対象地域内において全避難所に通じる経路を確認できた。また地区毎の給水時間より,最も多く避難所を持つ地区は給水所要時間が19.7[h]と最大値を示し,避難所が最も少ない地区では給水所要時間は2.0[h]と最小値となった。これより給水活動が短時間で遂行可能な地区,現実的に考えて1日では応急給水が地区内全ての避難所へ行き届かない地区が明らかになった。(著者抄録)

シソーラス用語： *助成 ,  災害 ,  給水 ,  *システム ,  給水管 ,  *経路選定 ,  防護施設
準シソーラス用語： *災害支援 ,  *給水システム ,  避難所

分類 (2件)： 水源,取水,送水,配水,給水  (SC02020I) ,  災害・防災一般  (RA02010Q)

タイトルに関連する用語 (3件)： 災害 ,  給水経路 ,  評価