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J-GLOBAL ID：201702274240950771   整理番号：17A0194747

ステンシル計算のためのHW/SW協調最適化:カスタム化可能なコアをもつ始まり【Powered by NICT】

HW/SW Co-optimization for Stencil Computation: Beginning with a Customizable Core

著者 (3件)： Li Yanhua (Department of Computer Science, Tsinghua University) ,  Zhang Youhui (Department of Computer Science, Tsinghua University) ,  Zheng Weiming (Department of Computer Science, Tsinghua University)
資料名： Tsinghua Science and Technology  (Tsinghua Science and Technology)
巻： 21  号： 5  ページ： 570-580  発行年： 2016年 
JST資料番号： W1517A  ISSN： 1007-0214  CODEN： TSTEF7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エネルギー効率は,今日の高性能計算(HPC)のための最も重要な問題の一つである。いくつかのエネルギー効率の良いカスタム化可能なコア(特定用途向け促進剤として)を用いた不均一HPCプラットフォームは,絶えず増加するコンピューティング要求を満たすためそして,パワー密度限界を克服するための有望な解決策の一つとして考えられている。本論文では,代表的なステンシル計算-多くの高性能用途のカーネルを最適化するためにカスタム化可能なプロセッサコアの使用に焦点を当てた。命令レベルと記憶計算並列性を利用するだけでなく,エネルギー消費を減少させるために一連の効果的なソフトウェア/ハードウェア同時最適化戦略を開発した。これら最適化はループタイリング,プリフェッチング,キャッシュカスタム化,単一命令多重データ(SIMD),直接メモリアクセス(DMA)だけでなく,必要なISA拡張を含んでいる。電力効率の詳細な試験は,すべてのこれらの最適化の効果を包括的に評価した。結果は印象的な:これらの最適化の組み合わせは,341%アプリケーション性能を改善したが,エネルギー消費は35%低下した。X86,GPUとFPGAプラットフォームとの予備的な比較も設計は一桁高い性能効率の順序を達成できることを示した。汎用チップにおける非効率性の源を理解するために役立ち,更なる改善のためのエネルギー効率的なCMPをカスタマイズへの糸口として用いることができると考えている。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： FPGA ,  エネルギー効率 ,  *ステンシル版 ,  演算プロセッサ ,  電力効率 ,  エネルギー消費 ,  *カスタム化 ,  キャッシュメモリ ,  *最適化 ,  SIMD
準シソーラス用語： 同時最適化 ,  指令 ,  プロセッサコア ,  電力密度 ,  高性能コンピューティング , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： エネルギー効率 ,  カスタマイズ可能なプロセッサ ,  ステンシル計算 ,  ソフトウエアとハードウエアの同時最適化

分類 (2件)： ディジタル計算機方式一般  (JC02010O) ,  熱交換器,冷却器  (PA03020G)

タイトルに関連する用語 (6件)： ステンシル計算 ,  協調 ,  最適化 ,  カスタム化 ,  コア ,  始まり