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J-GLOBAL ID:201702274642874521   整理番号:17A0748571

ストルーバイト形成を用いた廃水からの銅とアンモニア除去の実現可能性と増強:比較研究【Powered by NICT】

Feasibility and enhancement of copper and ammonia removal from wastewater using struvite formation: a comparative research
著者 (14件):
資料名:
巻: 92  号:ページ: 325-333  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0264A  ISSN: 0268-2575  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:銅アンモニア含有廃水は種々の工業分野で生成されている,半導体製造,プリント回路基板(PCB)製造,表面仕上,と電気めっきプロセスのような。キレート化銅アンモニア廃水処理のための三種類の化学沈殿法,すなわち水酸化物沈殿,硫化物析出とストルーバイト形成を比較評価した。【結果】従来の水酸化物析出法は60.5%及び9.7%という最高の銅とアンモニア除去を有していた。硫化物沈殿は98.5%の高い銅除去と銅アンモニア錯体を分解したが,アンモニア除去は14.0%であった。ストルーバイト形成法は99.9%と98.8%の効率で強化された同時銅とアンモニア除去に有効であることを実証した。UV-vis分析はストルーバイト形成法を,銅アンモニア錯体イオンを分解することを示した。XPSとXRDスペクトルを用いて,ストルーバイトと水酸化第二銅はマグネシウムおよびリン酸塩(1.0 1.2:1の範囲のモル比n(Mg:P):n(NH_3N))の添加後に形成されたことが示された。ストルーバイト形成プロセスと増強された沈降特性中の析出物の大きな粒子サイズは,堆積を促進し,最終的に難分解性キレート廃水からの銅とアンモニアの同時かつ高度に効率的な除去に寄与するCu(OH)2とストルーバイトの間の結合相互作用を示した。【結論】ストルーバイト形成法は,水酸化物沈殿と硫化物沈殿法よりもはるかに優れた性能を示した。水酸化第二銅とストルーバイトの間の結合相互作用は性能を向上させた。本研究では,汚染水から重金属とアンモニアの同時除去のためのストルーバイト形成法の応用に関するいくつかの指針を提供する。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
吸着,イオン交換  ,  下水,廃水の物理的処理 

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