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J-GLOBAL ID：201702275058727474   整理番号：17A0658010

フェロモントラップを用いた標識再捕獲実験に記録されたMonochamus galloprovincialis(甲虫類:カミキリムシ科)の分散【Powered by NICT】

Dispersal of Monochamus galloprovincialis (Col.: Cerambycidae) as recorded by mark-release-recapture using pheromone traps

著者 (6件)： Etxebeste I. (Sustainable Forest Management Research Institute, University of Valladolid - CIFOR - INIA, Palencia, Spain) ,  Etxebeste I. (Department of Ecology, Swedish University of Agricultural Sciences, Uppsala, Sweden) ,  Sanchez-Husillos E. (Sustainable Forest Management Research Institute, University of Valladolid - CIFOR - INIA, Palencia, Spain) ,  Alvarez G. (Sustainable Forest Management Research Institute, University of Valladolid - CIFOR - INIA, Palencia, Spain) ,  Mas i Gisbert H. (Laboratori de Sanitat Forestal CIEF, VAERSA - Generalitat Valenciana, Valencia, Spain) ,  Pajares J. (Sustainable Forest Management Research Institute, University of Valladolid - CIFOR - INIA, Palencia, Spain)
資料名： Journal of Applied Entomology  (Journal of Applied Entomology)
巻： 140  号： 7  ページ： 485-499  発行年： 2016年08月 
JST資料番号： B0584A  ISSN： 0931-2048  CODEN： ZANEAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マツ材線虫病の原因菌であるマツノザイセンチュウ(PWN),Bursaphelenchus xylophylus(線虫類:Aphelenchoididae)の広がりは大きくそのベクター,Monochamus属のカミキリムシの分散に制約されている。全球及び地域規模で広がった疾患は主にヒト仲介輸送に起因して,局所スケールで,甲虫類の短期および長距離分散挙動はコロニー形成動力学を決定する。市販トラップとルアーを用いた三mark release recapture実験は唯一知られているヨーロッパPWNベクター,Monochamus galloprovincialis二景観フラグメンテーションシナリオの下で分散カーネルのパラメータ化を可能にした。2009年と2010年の連続マツ林分における171と353実験室飼育甲虫類のそれぞれの放出は36%と28%再捕率をもたらしたが,2011における断片化された景観で,放出された473人の2%のみが再開された。再捕はそれらの放出後7 14日とすぐに発生し,フェロモンカイロモン誘引剤に応答する性成熟の必要性と一致した。最初の二種類の実験からのデータは,一つの機械的および二経験的分散モデルからの距離分散カーネルを計算できるに適合させた。連続マツ林分の下でのM.galloprovincialisを分散の50%と99%を誘導した推定半径はモデルの反復と選択に依存して250 532mと2344 3495mの範囲であった。2011年の予測再捕獲は長距離分散の中程度の過小評価を生じ,多分生息地断片化の高い程度により影響を受けた。添加では,効果的なサンプリング面積(0.57 0.76ha)または季節的サンプリング範囲(426 645 m)などのトラッピングパラメータを導くことができた。観測された結果,得られた分散カーネルと捕獲パラメータをPWDの総合的害虫管理のための価値ある情報を提供する。さらに,評価した分散距離は,ヨーロッパ連合における根絶のための進行中の明確な対策は,ベクトル分散を停止には無効と思われることを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 総合防除 ,  林分 ,  *甲虫類 ,  予測 ,  マツノザイセンチュウ ,  欧州連合 ,  誘引剤 ,  ヒト ,  *カミキリムシ科 ,  ヨーロッパ ,  *捕獲 ,  生息場所 ,  パラメタリゼーション ,  ベクター ,  *実験

著者キーワード (6件)： 二変量Studentのt ,  Bursaphelenchus xylophylus ,  拡散 ,  分散カーネル ,  有効サンプリング範囲 ,  マツ材線虫病

分類 (1件)： 昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U)

タイトルに関連する用語 (7件)： フェロモントラップ ,  標識 ,  捕獲 ,  実験 ,  Monochamus ,  甲虫類 ,  カミキリムシ科