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J-GLOBAL ID:201702275064847109   整理番号:17A0044639

Aeromonas hydrophilaのクォーラムセンシングが介在するバイオフィルム形成と病原因子生産に及ぼすロスマリン酸のin vitro及びin vivoでの効果

In vitro and in vivo efficacy of rosmarinic acid on quorum sensing mediated biofilm formation and virulence factor production in Aeromonas hydrophila
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巻: 32  号: 9-10  ページ: 1171-1183  発行年: 2016年10月 
JST資料番号: T0718A  ISSN: 0892-7014  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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感染症のゼブラフィッシュ由来のAeromonas hydrophila単離株のクォーラムセンシング(QS)介在病原性に対するロスマリン酸(RA)の効果を検討した。RAはA. hydrophila単離株AH1株とAH12株のバイオフィルム(BF)形成をBF阻害濃度(BIF)750μg/mlで阻害した。BIFでRAは増殖阻害は示さなかったがヘモリシン,リパーゼ及びエラスターゼの活性を60~90%低下させた。FTIR分析からRA処理により細胞の水和が進み細胞膜の脂肪酸が減少することを示した。またRAはBICでヘモリシン遺伝子(ahh1),アエロリジン遺伝子(aerA),リパーゼ遺伝子(lip)及びエステラーゼ遺伝子(ahyB)の発現を低下させた。ゼブラフィッシュ成体にAH1を感染させたところ96時間の死亡率は78%,AH12の感染では72時間で致死率100%であった。10ppmのRAを感染後に投与したところAH1を感染させたゼブラフィッシュの96時間後の生残率は61%になった。また10mMのRA投与でAH1,AH12のゼブラフィッシュ定着率は1/35.8及び1/4.38に低下した。以上の結果からQS介在の病原性の抑圧にAを利用できると結論した。
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分類 (4件):
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微生物感染の生理と病原性  ,  分化,増殖,成長,生殖  ,  抗細菌薬の基礎研究  ,  微生物生理一般 
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