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J-GLOBAL ID：201702275238243208   整理番号：17A0499801

潜在的な四重鎖形成試薬としての5-アミノ-および5-ヒドロキシウラシル誘導体の評価

The evaluation of 5-amino- and 5-hydroxyuracil derivatives as potential quadruplex-forming agents

著者 (5件)： Paragi Gabor (Department of Theoretical Chemistry and Amsterdam Center for Multiscale Modeling, Vrije Universiteit Amsterdam (VU), De Boelelaan 1083, 1081 HV Amsterdam, The Netherlands. [e-mail]) ,  Kupihar Zoltan ,  Endre Gabor ,  Fonseca Guerra Celia ,  Kovacs Lajos
資料名： Organic & Biomolecular Chemistry  (Organic & Biomolecular Chemistry)
巻： 15  号： 10  ページ： 2174-2184  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0499C  ISSN： 1477-0520  CODEN： OBCRAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 5-置換ウラシル類(5位にNH₂またはOH基)を,四重鎖構造の潜在的なビルディングブロックとして理論的および実験的に試験した。筆者等の高レベル密度汎関数理論(DFT)計算は,5-置換ウラシル類の四量体形成およびスタッキングエネルギーはプリン系のキサンチン(X)またはグアニン(G)構造と類似していること示した。5-置換ウラシル類の四量体はプリン四量体とほぼ同じエリアをカバーするため,XまたはGと5-置換ウラシルモチーフの混合四量体または四重鎖構造が可能であった。計算によれば,5-ヒドロキシウラシルを基にした構造が実験実施のための最良の候補であった。このことは質量分析におけるより高次の1-ベンジル-5-ヒドロキシウラシルの存在によって裏付けられた。これらのピリミジン系分子は,アプタマー,バイオセンサ,または5-ヒドロキシウラシルの中央部分の大きな空洞を考慮に入れた人工イオンチャンネルを含む各種用途における効率的なビルディングブロックとして使用することができる。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *窒素複素環化合物 ,  立体配座 ,  *密度汎関数法 ,  フロンティア軌道 ,  ピリミジン塩基 ,  空洞 ,  解析 ,  二量体 ,  四量体 ,  オリゴヌクレオチド ,  バイオセンサ ,  多量体 ,  構造最適化 ,  エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  核酸
準シソーラス用語： *DFT計算 ,  ESI-MS ,  アプタマー ,  *ウラシル誘導体 ,  エネルギー解析 ,  キャビティ ,  グアニン四重鎖 ,  ヌクレオチドアプタマ ,  ビルディングブロック【分子】 ,  八量体

分類 (2件)： ピリミジン  (CF07103W) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： 重鎖 ,  試薬 ,  5-ヒドロキシウラシル ,  誘導体 ,  評価