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J-GLOBAL ID:201702275263233467   整理番号:17A0330371

リチウムイオン電池用高性能アノードとしてのケイ素-多層カーボンナノチューブ-炭素ミクロスフェア複合材

Silicon-multi-walled carbon nanotubes-carbon microspherical composite as high-performance anode for lithium-ion batteries
著者 (8件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 3630-3641  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: B0722A  ISSN: 0022-2461  CODEN: JMTSAS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ケイ素-多層カーボンナノチューブ-炭素(Si-MWNTS-C)ミクロスフェアを作製し,リチウムイオン電池用アノードとして評価した。ミクロスフェアは二つの方法で作製した。一つは,100nmサイズのSiナノ粒子(SiNPs)とMWNTSをボールミルで混合後,炭素源としてのポリエチレングリコールを混合し,か焼した。もう一つは,SiNPs,MWNTS,グルコースの混合水溶液を噴霧乾燥させる方法である。両方法で得たSi-MWNTS-C複合材とアセチレンブラック,カルボキシメチルセルロース,スチレン-ブタジエン樹脂を混合してアノードを作製した。これによる静電容量は0.2A/gで約1100mAh/gと非常に大きく,50サイクル充放電後も90%の容量を保持した。また,6A/gの高電流密度でも可逆容量が415mAh/gと高かった。高電極性能は,複合材中のMWNTSとCが高導電性であることと,SiNPsが複合体中に包み込まれていて充放電の際の粉化や脱落が抑制されていることに起因する。
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分類 (1件):
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二次電池 
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