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J-GLOBAL ID:201702275416549658   整理番号:17A0044643

Arthrobacter oxydans KQ11-1株のデキストラナーゼは多糖加水分解によりバイオフィルム形成を阻害する

Dextranase from Arthrobacter oxydans KQ11-1 inhibits biofilm formation by polysaccharide hydrolysis
著者 (15件):
資料名:
巻: 32  号: 9-10  ページ: 1223-1233  発行年: 2016年10月 
JST資料番号: T0718A  ISSN: 0892-7014  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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海洋性細菌Arthrobacter oxydans KQ11-1株のゲノムからpET-28-(+)にクローニングしたデキストラナーゼ遺伝子を大腸菌で発現させた後精製した。デキストラナーゼの反応至適温度とpHは60°C及び6.5で35~50°C及びpH4.0~9.0の範囲で安定であった。デキストリンの主な分解産物はグルコース,マルトース,マルトトリオースであった。またCd2+,Cu2+,Fe3+の金属イオンはデキストラナーゼ活性を強く阻害したが他の金属イオンは影響を及ぼさなかった。Streptcoccus mutans ATCC25175株のバイオフィルム(BF)及びBF形成に及ぼすデキストラナーゼの影響を調べたところ,2U/mlでガラスへの付着を50%阻害,2U/mlで50%BF形成阻害(6U/mlで90%阻害),5U/mlで既存のBfの50%を破壊した。5U/mlの処理でBFの水溶性多糖含有量は対照より22%低下,BFの生物活性は38%低下した。また5日間のBF形成のための培養の間,1日2回5分間5U/mlのデキストラナーゼで処理したところ対照のBFの厚さは55μmに達したのに対し処理区のBFの厚さは37μmにとどまった。以上の結果からデキストラナーゼ処理はS. mutansによる歯垢形成の防止に有効であると結論した。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素生理  ,  酵素の応用関連  ,  分化,増殖,成長,生殖  ,  口腔衛生学 

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