文献
J-GLOBAL ID:201702275447009343   整理番号:17A0500306

α-CdTeO3に構造的に関係する新規β-CdTeO3多形

A new β-CdTeO3 polymorph with a structure related to α-CdTeO3
著者 (4件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 1927-1935  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0270A  ISSN: 1477-9226  CODEN: DTARAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
新規β-CdTeO3多形が,水熱合成によって得られ,その構造が,粉末X線回折データからの第一原理計算によって解明された。β-CdTeO3(Pnma,Z=16,a=7.45850(3)Å,b=14.52185(6)Å,c=11.04584(5)Å)の構造は,以前に報告されたα-CdTeO3(P21/c,Z=8,a=7.790(1)Å,b=11.253(2)Å,c=7.418(1)Å,β=113.5(1)°)のそれと密接に関係するように思われる。β-CdTeO3の3D構造体は,[CdO6]の歪んだ八面体,[CdO7]モノ-四角面一冠三角柱,及び3種のテルリウム多面体,即ち,三角錐型[TeIVO3E],三方両錐型の[TeIVO4E]と[TeIVO3+1E]からなる(Eは,TeIVの孤立電子対を意味する)。密度汎関数理論法に基づく電子構造の計算は,基底状態のα-CdTeO3がβ-CdTeO3よりも安定であり,エネルギー差が4.64kJ mol-1であることを示す。バンド構造は,UV-Vis分光スペクトル測定の結果を裏付けて,両方の多形が広いバンドギャップの半導体であり,Egは,β-CdTeO3で3.55eV,α-CdTeO3のEgで3.91eVである。両方の多形のDFT計算が,β-CdTeO3中の[TeIVO4E]多面体の存在(α-CdTeO3中の不在)がそのバンドギャップを低下させることの理解を可能にする。β-CdTeO3は,α-CdTeO3に540°C以上で一次相転移する。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
塩基,金属酸化物  ,  固相転移 
タイトルに関連する用語 (1件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る