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J-GLOBAL ID:201702275876766339   整理番号:17A0659853

J_HHとJ_CH結合定数に基づいたNMRによる重水素酸化物におけるd-グルカル酸の立体配座解析【Powered by NICT】

Conformation analysis of d-glucaric acid in deuterium oxide by NMR based on its JHH and JCH coupling constants
著者 (5件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 561-567  発行年: 2016年 
JST資料番号: H0446A  ISSN: 0749-1581  CODEN: MRCHEG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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dグルカル酸(GA)はアルダル酸であり,その構造のどちらか一方の末端(すなわち,C1およびC6位置)に位置するカルボキシル基を有する非対称非環状糖骨格である。本研究の目的は,陽子-陽子(~3J_HH)と陽子-炭素(~2J_CHと~3J_CH)結合定数を用いたJ-分解立体配座解析に基づいて,NMR分光法並びに核Overhauser効果分光法(NOESY)による重水素酸化物溶液としての柔軟なGAの立体配座解析を行った。~2J_CHと~3J_CH結合定数をJ-分解異核多重結合相関(HMBC)NMR法を用いて測定した。NOESY相関実験はH2とH5が近接し,これらプロトンは鎖構造の完全に伸びた形で大きすぎる距離で分離されたNOESY相関を提供したという事実にもかかわらず,ことを示した。三種類の結合(すなわち,C2-C3,C3 C4,およびC4-C5)に沿った三種類の可能な配座異性体の妥当性をJカップリング値とNOESY相関に基づく連続的に評価した。これらの分析の結果は,配座異性体(1)を含む,GAの三主要な配座異性体H2H3:gauche,H3H4:anti,H4H5であったことを示唆した:gauche;配座異性体(2),H2H3:gauche,H3H4:anti,H4H5:anti;配座異性体(3),H2H3:gauche,H3H4:gaucheとH4H5:anti。これらの結果はまた,これらの配座異性体の全三つは互いに平衡状態で存在することを示唆した。最後に,本研究の結果は,溶液中のGAの立体配座構造は完全に拡張されるよりもむしろ「曲がった」であったことを示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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有機化合物のNMR 
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