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J-GLOBAL ID：201702275910759647   整理番号：17A0700094

低温パルスによる様々なカーペットビートルAnthrenus verbasciの概年リズムのリセット【Powered by NICT】

Resetting of the circannual rhythm of the varied carpet beetle Anthrenus verbasci by low-temperature pulses

著者 (3件)： Miyazaki Yosuke (Faculty of Clinical Education, Ashiya University, Ashiya, Japan. [e-mail]) ,  Watari Yasuhiko (Faculty of Clinical Education, Ashiya University, Ashiya, Japan) ,  Numata Hideharu (Graduate School of Science, Kyoto University, Kyoto, Japan)
資料名： Physiological Entomology  (Physiological Entomology)
巻： 41  号： 4  ページ： 390-399  発行年： 2016年 
JST資料番号： H0514B  ISSN： 0307-6962  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カーペット甲虫はAnthrenus verbasci.を概年蛹化リズムを持ち,野生における春季のpupates。光周期の変化はこのリズムの支配的な同調因子として作用する。しかし,周囲温度の変化は同調因子として作用するかどうかは不明である。本研究では,種々の相での8または12週間20°Cで一定短日条件(LD 12 : 12 h)下に保持された稚魚を曝露した1510または5°Cのより低い温度へのこの概年リズムに及ぼす低温パルスの影響を調べた。幼生発達と蛹化は低温への曝露中に抑制され,この蛹化20°Cの2か月以内に十分に成長した幼虫の誘導であるこれらの結果は,蛹化の外因性抑制と刺激,概年リズム(すなわち温度による概年リズムのマスキング)に関係するよりも,寧ろに起因していた。さらに,長期観察は,低温パルスの結果として概年リズムの位相依存性の位相シフトの存在を示した。低温への概日性位相応答曲線は得られた位相シフトに基づいて構築した。冬シグナルとして低温パルスは,A.verbasciの概年リズムをリセットすることができる。は,温度と日長とも自然にこの概年リズムの同調における役割を果たしていると考えられる。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： カーペット ,  温度依存性 ,  春 ,  *低温 ,  冬 ,  稚魚 ,  位相 ,  *パルス ,  休眠 ,  幼虫 ,  蛹化 ,  位相シフト ,  同調 ,  マスキング
準シソーラス用語： *リズム ,  *概年リズム , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (9件)： 概年rhyrhm ,  休眠覚醒 ,  幼虫休眠 ,  低温度 ,  マスキング ,  位相応答曲線 ,  位相シフト ,  蛹化 ,  同調因子

分類 (2件)： 動物生理一般  (EJ02010E) ,  動物に対する影響  (EE04040K)

タイトルに関連する用語 (4件)： 低温 ,  パルス ,  概年リズム ,  リセット