文献
J-GLOBAL ID:201702276162868570   整理番号:17A0707129

リンパ管形成および乳癌リンパ転移におけるVEGF-Cの役割【JST・京大機械翻訳】

Role of VEGF- C in lymphangiogenesis and lymphatic metastasis of breast cancer
著者 (7件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 650-654  発行年: 2008年04月15日 
JST資料番号: W1465A  ISSN: 1000-4718  CODEN: ZBSZEB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的;【目的】リンパ管形成と乳癌のリンパ転移に及ぼすVEGF-C/FLT-4の阻害効果を研究する。方法;IN VITROで培養したウシ胎児の内皮細胞において,リンパ管内皮細胞の増殖に対するVEGF-Cと抗FLT-4抗体の効果を観察した。VEGF-Cアンチセンスオリゴヌクレオチド(ASODN)を合成し,VEGF-C遺伝子発現に及ぼすその影響をIN VITROで観察した。乳癌ヌードマウスの同所性移植腫瘍モデルを確立し、腫瘍のリンパ管形成及び腫瘍成長へのASODNの影響を観察する。【結果】;前立腺癌細胞PC3(高発現VEGF-C)の上清を加えると、リンパ管内皮細胞の増殖が活発になる。抗-FLT-4抗体を添加した後、各時間帯の細胞計数はいずれもその他の各群より明らかに少なかった。IN VITROでのRT-PCRとWESTERN BLOTTINGはASODNの作用を示したMCF-7細胞群のVEGF-CMRNAとタンパク発現は対照群より低かった。RT-PCRは,ASODN群におけるVEGF-CMRNAの発現が有意に阻害されることを示した。5’-NASE-ALPASE二重酵素組織化学の結果は,ASODN群のリンパ管形成が有意に減少したことを示した。ASODN群の腫瘍成長速度は対照群より遅く、しかも腫瘍体積、リンパ節転移は対照群より明らかに低かった。結論;VEGF-C/FLT-4調節系は乳癌組織のリンパ管形成及び腫瘍のリンパ転移と密接に関連している。リンパ管内皮細胞のFLT-4の発現を遮断することにより、腫瘍細胞が誘導したリンパ管内皮細胞の増殖をある程度抑制することができる。ASODNは,乳癌のVEGF-C発現を下方制御することによって,腫瘍リンパ管の発生とリンパ節転移を減少させる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る