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J-GLOBAL ID：201702276330014771   整理番号：17A0706931

建築と地盤 既存杭の調査-既存杭の性能確認のための調査手法-

著者 (1件)： 阿部秋男 (東京ソイルリサーチ)
資料名： 建築防災
号： 473  ページ： 50-55  発行年： 2017年06月01日 
JST資料番号： F0003D  ISSN： 0389-1690  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1970年ごろまでに建築された建築物は,構造躯体の劣化や用途の変更などにより,解体や建て替えを検討する時期を迎えている。一方,今日では資源消費量の抑制や二酸化炭素排出量の低減などの必要性に直面している。既存杭や地下躯体を再利用する場合には,その健全性や耐久性を評価する必要がある。既存杭の健全性を評価するための手法を紹介した。1)調査項目:埋込み杭の調査項目,場所打ち杭の調査項目,2)調査方法:杭頭部の目視観察,インテグリティ試験,ボアホールカメラを用いた杭体の観察,ボアホールレーダ,杭の傾斜測定,ボアホールソナー,を解説している。今後,既存杭調査のためのガイドライン,基準やマニュアルの整備が必要になる。

シソーラス用語： *杭 ,  場所打ち杭 ,  埋込み【挿入】 ,  *再利用 ,  健全性 ,  耐久性 ,  *現地調査 ,  杭頭 ,  肉眼検査 ,  インテグリティ ,  ボアホール
準シソーラス用語： *既存杭 ,  建込み杭 ,  目視

分類 (2件)： 杭,杭基礎,矢板式基礎  (RA03080W) ,  撤去工事  (RA07100X)

引用文献 (6件)：

• 加倉井正昭、山下清:杭基礎設計の最近の動向IV 杭の性能評価技術の最近の動向、「建築技術」1994年3月号
• 阿部秋男・田村昌仁:基礎の被害調査方法、「建築技術」 1995年9月号 pp.63-67
• 阿部秋男:杭の健全性の評価、「基礎工」Vol.24,No.11 1996年11月 pp.22-29
• 大塚雅裕:構造物健全度調査技術の現状と展望、「地質と調査」2002年第2号 pp.8-13
• (社)建築業協会 地盤基礎専門部会(2003):「既存杭利用の手引き」

タイトルに関連する用語 (5件)： 建築 ,  地盤 ,  既存杭 ,  調査 ,  手法