文献

J-GLOBAL ID：201702276941561934   整理番号：17A0389389

アズレン橋かけ配位骨格に基づく準分子整流器【Powered by NICT】

Azulene-bridged coordinated framework based quasi-molecular rectifier

著者 (7件)： Sun Sai (Key Laboratory for Advanced Materials and Shanghai Key Laboratory of Functional Materials Chemistry, Institute of Applied Chemistry, East China University of Science and Technology, 130 Meilong Road, Shanghai 200237, China. [e-mail]) ,  Zhuang Xiaodong ,  Wang Luxin ,  Zhang Bin ,  Ding Junjie ,  Zhang Fan ,  Chen Yu
資料名： Journal of Materials Chemistry C. Materials for Optical, Magnetic and Electronic Devices  (Journal of Materials Chemistry C. Materials for Optical, Magnetic and Electronic Devices)
巻： 5  号： 9  ページ： 2223-2229  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2383A  ISSN： 2050-7526  CODEN： JMCCCX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多くの分子レベルダイオードは概念実証整流効果を示したが,実用的な分子整流器の実現はまだ不安定で高感度な分子層,複雑な作製法と容易に入手できない測定法のため,挑戦のままである。,安定な整流効果を用いた分子ダイオードのためのロバストで簡便な方法の開発は,この分野におけるコミュニティに対し最優先事項である。ここでは,層毎浸漬被覆法により調製した配位フレームワーク薄膜に基づく新しい自家製の準分子整流器を報告した。作製した整流器は,300サイクル以上で5.7と優れたサイクル安定性と高い平均整流比を示し,以前に報告された分子整流器と比較して,実用的な応用のための非常に有望な候補にしている。に加えて,このようなダイオード作製プロセスは,高価な走査型トンネル顕微鏡を用い,オングストロームスケールでの操作に近い正確な電極,および他の複雑な技法を必要とせずに容易に達成できた。全てこれらの結果は配位骨格は分子整流器のための良好な候補であることを示すだけでなく,複雑な手順と高価な装置を使用せずに自家製分子整流器の作製のための新しい戦略を提供した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 薄膜 ,  *整流器 ,  ロバスト性 ,  *整流 ,  コミュニティ ,  走査型トンネル顕微鏡 ,  高感度 ,  ダイオード
準シソーラス用語： 整流比 ,  浸漬被覆 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 測光と光検出器一般  (BD07031F) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： アズレン ,  橋かけ ,  骨格 ,  準分子 ,  整流器