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J-GLOBAL ID:201702277102366214   整理番号:17A0321966

5α-レダクターゼ活性の特性化とヒト腹部脂肪組織におけるアイソザイム【Powered by NICT】

Characterization of 5α-reductase activity and isoenzymes in human abdominal adipose tissues
著者 (7件):
資料名:
巻: 161  ページ: 45-53  発行年: 2016年 
JST資料番号: C0595A  ISSN: 0960-0760  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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5α-ジヒドロテストステロン(DHT)の生成のための基板をまず17 オキソレダクターゼ活性を介してアンドロスタンジオンへ,そしてDHTに変換されるアンドロステンジオン(4 ジオン)のいずれか,またはテストステロン,DHTに変換したものである。三5α-レダクターゼアイソザイムは1 2および3(SRD5A1,2および3)として特性化し,指定されている。ヒト脂肪組織における局所DHT生産の主要な源を明らかにするために,5α-レダクターゼアイソザイムを同定し,前脂肪細胞分化に及ぼすそれらの影響を試験した。大網(OM)及び皮下(SC)脂肪前駆細胞の培養は30nm~14C,4ジオンまたは~14Cテストステロンを0 6または24時間処理した,500nm5α-レダクターゼ阻害剤17-N,N-ジエチルカルバモイル-4-メチル-4-アザ-5-アンドロスタン-3-オン(4 MA)またはフィナステリドはなかった。5α-レダクターゼアイソザイム/転写物の蛋白質レベルとm RNA量は全SCとOM脂肪組織で調べた。5α-レダクターゼタイプ1 2または3を安定にトランスフェクトしたHEK-293細胞は5α-レダクターゼ阻害剤を試験するために使用した。も前脂肪細胞の分化に対する5α-レダクターゼ阻害剤の影響を評価した。24時間にわたり,4 ジオンからDHT生成が徐々に増加した(p<0.05)とテストステロン(p<0.001)から生成したそれと比較して有意に高かった。4 ジオンとテストステロンの両方からDHT形成は5α-レダクターゼ阻害剤により阻止された。両脂肪区画からの全脂肪組織では,SRD5A3が最も高度に発現したアイソザイムとそれに続くSRD5A1(p<0.001)であった。SRD5A2は発現していなかった。HEK-293細胞では,4-MAとフィナステリドは5α-レダクターゼ2型及び3型ではなく1型の活性を阻害した。分化は4 ジオン(p<0.05, n=7)またはテストステロン(p<0.05, n=5)により阻害されたが前脂肪細胞培養において,阻害剤4-MAとフィナステリドはこれらの効果を無効にした。4 ジオンはヒト前脂肪細胞におけるDHTの主な発生源であるが,5α-レダクターゼアイソザイムによるこのステロイドの産生は前脂肪細胞分化に及ぼす4 ジオンとテストステロンの阻害効果を仲介する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
性ホルモン  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究 

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