文献

J-GLOBAL ID：201702277137439697   整理番号：17A0400821

セメント系材料における界面特性の実用的推定に基づく拡散係数のためのマルチスケールモデリング【Powered by NICT】

Multi-scale modelling for diffusivity based on practical estimation of interfacial properties in cementitious materials

著者 (4件)： Zhu Zhigang (Jiangsu Key Laboratory of Construction Materials, School of Materials Science and Engineering, Southeast University, Nanjing 211189, China) ,  Chen Huisu (Jiangsu Key Laboratory of Construction Materials, School of Materials Science and Engineering, Southeast University, Nanjing 211189, China) ,  Liu Lin (College of Civil and Transportation Engineering, Hohai University, Nanjing 210098, China) ,  Li Xiangyu (College of Architecture and Civil Engineering, Taiyuan University of Technology, Taiyuan 030024, China)
資料名： Powder Technology  (Powder Technology)
巻： 307  ページ： 109-118  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0730A  ISSN： 0032-5910  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マトリックスと骨材の間の界面遷移帯(ITZ)は,比較的高い気孔率と低い剛性の物理的性質のために弱い領域である。その厚さと体積分率のようなITZ微細構造配置は,セメント系複合材料の輸送と機械的挙動において重要な役割を果たす。しかし,従来の断面平面解析技術からのランダムサンプリング面は正常を通過する異方性凝集体の表面にほとんどので,そのようなITZ特性は通常過大評価されている。本研究では,まずプラトン粒子のような複雑な幾何学的形状の骨材のためのこれらの微細構造の過大評価度を評価するための法線サンプリング(NLS)アルゴリズムを提案した。NLSアルゴリズムは文献における以前の方法から著しく異なることを与えられた断面平面で骨材境界の法線に沿って試料採取ラインを適用した。,ITZ体積分率は一般化された式に従ってITZ厚さにより決定できる。もこれらの実際的なITZ特性は古典的な有効媒質近似によるセメント系複合材料の有効拡散係数を推定するために拡張した。導出した結果は,実際のITZ厚さへの見かけのITZ厚さの比は粒子の形状記述子である球形度に依存することを示した。さらに,ITZ容積率の過大評価と三相複合材料の拡散係数は骨材の体積分率,粒子サイズ分布と粒子形状に支配される。最後に,結果は,骨材形状は,見かけのITZ厚さに大きな影響を及ぼすことを反映し,NLSアルゴリズムを用いて,ITZ厚さのサンプリングプロセスである実験における試料採取法と類似していた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *界面 ,  粒度分布 ,  体積率 ,  容積率 ,  漸移帯 ,  有効媒質近似 ,  *拡散係数 ,  複合材料 ,  空隙率 ,  剛性
準シソーラス用語： 粒子形状 ,  有効拡散係数 ,  セメント系複合材料 ,  *マルチスケールモデリング ,  *界面特性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 遷移帯厚さ ,  プラトン粒子 ,  真球度 ,  Diffusivity

分類 (1件)： 粉体工学  (XD03010M)

タイトルに関連する用語 (5件)： セメント系材料 ,  界面特性 ,  推定 ,  拡散係数 ,  マルチスケールモデリング