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J-GLOBAL ID:201702277416119156   整理番号:17A0052796

Ni置換BiFeO3セラミックスの構造,欠陥,電気及び磁気特性の調査

Investigations on the structure, defects, electrical and magnetic properties of Ni-substituted BiFeO3 ceramics
著者 (5件):
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巻: 27  号: 11  ページ: 11151-11157  発行年: 2016年11月 
JST資料番号: W0003A  ISSN: 0957-4522  CODEN: JMTSAS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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固相反応法とその後の迅速液相焼結によって,多結晶BiFe1-xNixO3(x=0.00-0.30)セラミックスを合成した。BiFeO3セラミックスの構造,欠陥,電気及び磁気特性に及ぼすNi置換の影響を調べた。X線回折測定から,Ni置換試料は,非置換BiFeO3と同様な歪んだ菱面体晶系ペロブスカイト構造を示し,Ni置換によって,Bi2Fe4O9などの不純物相が減少することが分かった。Ramanスペクトルにおけるフォノン周波数の変化から,Ni置換試料における格子歪みが明らかになり,このことはXRD分析と一致する。陽電子消滅寿命測定から,全ての試料に陽イオン空孔型欠陥が存在し,空孔濃度はNi含有量が0.00から0.30に増加するにつれて増加することが明らかになる。漏れ電流及び誘電特性の向上が,Ni置換試料における不純物相及びFe2+の抑制によって観察される。磁気測定から,Ni置換BiFeO3試料が弱い強磁性を示すことが示唆される。Ni濃度が増加するにつれて,内部構造歪み,カチオン空孔,隣接Fe3+とNi2+イオン間の強磁性交換及びFe-O-Fe結合角の変化によって,磁気特性が,増加することが分る。Copyright 2016 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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セラミック・磁器の性質 

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