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J-GLOBAL ID:201702277552568002   整理番号:17A0855330

VCで強化したレーザクラッドした420ステンレス鋼のエロージョンとコロージョン抵抗【Powered by NICT】

Erosion and corrosion resistance of laser cladded AISI 420 stainless steel reinforced with VC
著者 (4件):
資料名:
巻: 410  ページ: 225-240  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0707B  ISSN: 0169-4332  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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レーザクラッディング法で作製した金属基複合材料(MMC)は,部品の摩耗,エロージョン,腐食抵抗を改善し,それらのサービス寿命を延長するため工業における保護コーティングとして広く適用されている。本研究では,炭化バナジウム(VC)の種々の重量パーセント(0wt.% 40wt.%)AISI420本vc金属マトリックス複合材料は,高出力直接ダイオードレーザによる軟鋼A36上に作製した。クラッディング過程で亀裂を避けるために誘導加熱器は,基板を予熱するために使用した。微細構造,元素分布,相,および微小硬さに及ぼす炭化物含有量の影響を詳細に調べた。被覆のエロージョン抵抗を,アブレシブ水噴射(AWJ)切断機を用いて試験した。コーティングの腐食抵抗を動電位分極を用いて調べた。結果は,レーザクラッド層の表面粗さと亀裂感受性はVC分率の増加とともに増加することを示した。析出炭化物の体積分率はVC含有量の増加と共に増加した。VCを含まない皮膜の相はマルテンサイトとオーステナイトから成っていた。一次VCを添加した場合に,沈殿したVC,V_8C_7,M_7C_3,M_23C_6のような新しい相が形成された。クラッドの微小硬さはVCの増加に伴って増加した。クラッド層のエロージョン抵抗は,VCの導入後に改善された。エロージョン抵抗は,VC含有量の増加と共に増加した。VC量が30wt.%以上であった場合,エロージョン抵抗性の著明な改善は認められなかった。クラッドの耐食性はVC含有量の増加と共に減少し,AISI-420ステンレス鋼の耐食性に及ぼすVCの負の効果を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
金属の機械的性質  ,  その他の表面処理  ,  防食 

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