文献
J-GLOBAL ID:201702277554964526   整理番号:17A0288362

in vivoおよびin vitroでラット胎児肺発生を阻害するN-メチル-D-アスパラギン酸受容体過剰活性化

N-Methyl-D-aspartate Receptor Excessive Activation Inhibited Fetal Rat Lung Development In Vivo and In Vitro
著者 (10件):
資料名:
巻: 2016  号: Pulmonology  ページ: ROMBUNNO.5843981 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景:子宮内低酸素症は高頻度の胎児成長及び肺発生阻害要因である。出生後肺にはN-メチル-D-アスパラギン酸受容体(NMDAR)が分布し,肺傷害における役割を演ずるが,胎児肺発生におけるNMDARの発現と役割についてはほとんど知られていない。方法:リアルタイムPCRおよびウェスタンブロッティングにより,胎児ラット肺における胚期(E)15.5およびE21.5のNMDARを検出した。NMDARアンタゴニストMK-801の子宮内低酸素誘導胎児肺発達遅延への影響をin vivo検証し,NMDAの胎児肺発生への直接的効果をin vitroでの胎児肺器官培養により検証した。結果:7種の全NMDARは胎児ラット肺で発現していた。子宮内低酸素症,胎児肺におけるNMDAR発現をアップレギュレートし,胎児体重,肺重量,体重対肺重量比,径方向肺胞数を低減し,MK-801はin vivoでこれら損傷を軽減した。in vitroでは,NMDAが肺胞単位あたりの肺胞嚢の大きさと面積を低減し,甲状腺転写因子-1とサーファクタント蛋白質C mRNA発現をダウンレギュレートした。結論:NMDARの過剰活性化は低酸素誘発胎児肺発達遅延の原因となり,したがってNMDARの適切な遮断は肺発達における出生前低酸素症の悪影響を最小限に抑制する新規治療戦略となるであろう。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
婦人科・産科の基礎医学  ,  呼吸器の基礎医学  ,  細胞膜の受容体  ,  呼吸・呼吸器作用薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る