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J-GLOBAL ID:201702277840708314   整理番号:17A0450929

硫黄はナス(Solanum melongena)実生中のクロム(VI)毒性を変化させる:硫黄同化と硫黄含有抗酸化剤の役割【Powered by NICT】

Sulphur alters chromium (VI) toxicity in Solanum melongena seedlings: Role of sulphur assimilation and sulphur-containing antioxidants
著者 (7件):
資料名:
巻: 112  ページ: 183-192  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1643A  ISSN: 0981-9428  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: フランス (FRA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,Solanum melongena(ナス)実生における硫黄(S,0.5%,1.0%および1.5mM S低い(LS),培地(MS)および高硫黄(HS))による六価クロム[Cr(VI)25μM]毒性の変調を調べた。バイオマス蓄積(新鮮重と乾物重),光合成色素,光合成酸素発生とS含有量はCr(VI)毒性により減少した。蛍光特性(JIP試験)もCr(VI)の影響を受けたが,光化学系IIの光化学的性質に及ぼすCr(VI)毒性は,PS II反応中心とその還元側に損傷効果を減少させることによりHS処理により改善された。呼吸促進,Cr含有量と酸化バイオマーカー:スーパーオキシドラジカル,過酸化水素,脂質過酸化および膜損傷はCr(VI)ストレス下で観察した。Cr(VI)はアデノシンtriphasphateスルフリラーゼ(ATPS)とO acetylserine(チオール)リアーゼ(OASTL),グルタチオン-S-トランスフェラーゼ(GST),グルタチオンレダクターゼ(GR)とアスコルビン酸ペルオキシダーゼ(APX)活性,全グルタチオン,システインおよびNP-SHの含有量を増強したが,それらのレベル/活性は,S HS処理で極大となることにより増強された。結果は,Cr(VI)毒性は,LS処理で増加する一方,HSはナス実生におけるCr(VI)誘導損傷効果を保護することを示した。HS処理下で,Cr(VI)毒性を緩和する際の,システイン,グルタチオンおよびNP-SHのようなS同化とその関連代謝産物が重要な役割を果たしている。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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植物生理学一般 

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