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J-GLOBAL ID:201702278021489413   整理番号:17A0512032

炭酸ニッケルへのAu(III)錯イオンの吸着を利用し調製した酸化ニッケル担持金触媒の金粒子径と触媒活性の逆相関

A Inverse Correlation Between Particle Size of Gold Supported on Nickel Oxide Catalyst and Catalytic Activity; In Case of the Catalyst Prepared by Adsorption of Au(III) Complex Ion on Nickel Carbonate
著者 (10件):
資料名:
巻: 48  ページ: 357-364  発行年: 2017年03月31日 
JST資料番号: Z0547B  ISSN: 0911-7806  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本論文では溶存金(III)化学種の吸着挙動を利用した担持金触媒の新たな調製法とその触媒活性評価について報告している。炭酸ニッケルへ溶存金(III)化学種を吸着させることで触媒前駆体を調製し,空気下で焼成することで酸化ニッケル担持金触媒を調製した。また同様の手法を用いて金担持量の異なる触媒も調製した。X線回折(XRD)およびX線吸収分光法(XAS),透過型電子顕微鏡(TEM)分析により得られた各触媒の状態分析を行った。また各触媒の触媒活性を評価するため,水素雰囲気下におけるニトロベンゼンの選択的水素化反応を行った。XRDとXASの結果から得られた各触媒が酸化ニッケル担持金触媒であることが確認された。TEM観察の結果から金担持量が多い触媒ほど金粒子の粒子径が小さくなった。しかし触媒活性評価では金担持量が少ないものほど触媒活性が高いという結果になった。これは担持された金粒子の粒子径が小さいものほど触媒活性が高いという従来の概念とは逆になっている。この逆相関については現在考察中であるが,これは従来の概念とは異なる因子の存在を示唆している。(著者抄録)
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分類 (2件):
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無機化合物の物理分析  ,  貴金属触媒 
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