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J-GLOBAL ID：201702278239882059   整理番号：17A0580365

核形成再考 アモルファス炭酸カルシウムの構造とそこから核生成する結晶構造との関係:分子動力学シミュレーション研究

Relationship between Structure of Amorphous Calcium Carbonate and Structure of Crystal Nucleated from It: Molecular Dynamics Simulation study

著者 (5件)： 灘浩樹 (産業技術総合研) ,  伴野秀和 (産業技術総合研) ,  西村達也 (東大 大学院工学系研究科) ,  坂本健 (東大 大学院工学系研究科) ,  加藤隆史 (東大 大学院工学系研究科)
資料名： 日本結晶成長学会誌(CD-ROM)  (Journal of the Japanese Association for Crystal Growth (CD-ROM))
巻： 44  号： 1  ページ： 25-30  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： F0452C  ISSN： 2188-7268  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アモルファス炭酸カルシウム(ACC)の分子動力学シミュレーションの結果から,水分子存在下でMg²⁺イオンを添加すると,ACC分子構造がバテライト様構造からモノハイドロカルサイト構造に変化していくことが分かった。つまり,Mg²⁺を添加しないときの核形成過程とは異なることが分かった。そこで,シミュレーション構造を,実際に核形成から結晶化したACC分子構造と比較して議論した。

シソーラス用語： *非晶質 ,  *炭酸カルシウム ,  *核形成 ,  *分子動力学 ,  *計算機シミュレーション ,  水溶液 ,  *添加物効果 ,  炭酸塩鉱物 ,  方解石 ,  *結晶構造
準シソーラス用語： 核生成 ,  バテライト ,  カルサイト

分類 (1件)： その他の無機化合物の結晶成長  (BK13060T)

引用文献 (58件)：

• G. W. Petersen and G. Chesters: J. Soil Sci.,17 (1966) 317.
• S. V. Smith and D. W. Kinsey: Science, 194 (1976) 937.
• G. W. Lang: Zoo Biol., 12 (2005) 425.
• C. S. Romanek, E. L. Grossman, and J. W. Morse: Geochim. Cosmochim. Acta, 56 (1992) 419.
• R. E Zeebe, J. C. Zachos, K. Caldeira, and T. Tyrrell: Science, 321 (2008) 51.

タイトルに関連する用語 (7件)： 核形成 ,  アモルファス ,  炭酸カルシウム ,  核 ,  結晶構造 ,  分子動力学シミュレーション ,  研究