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J-GLOBAL ID:201702278340777570   整理番号:17A0388837

組合せ抗癌治療のための効果的な薬物担体としての酸化還元および光応答性アルギン酸ナノ粒子【Powered by NICT】

Redox- and light-responsive alginate nanoparticles as effective drug carriers for combinational anticancer therapy
著者 (10件):
資料名:
巻:号:ページ: 3304-3314  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2323A  ISSN: 2040-3364  CODEN: NANOHL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ナノ粒子は癌に対する化学療法または光線力学療法(PDT)のための化学療法剤または光増感剤をデリバリーするための有効な手段として検討されている。本研究では,疎水性光増感剤のフェオフォルビドA(PheoA)をアルギン酸塩(PheoA ALG)への酸化還元感受性ジスルフィド結合を介して結合した。抗がん剤,ドキソルビシン(DOX)もPheoA ALGナノ粒子(DOX/PheoA ALG NPs)内に担持し,組合せ抗腫瘍治療のための薬物担体として使用した。DOX/PheoA ALG NPsは均一な直径約210nmで球状の形だった。酸化還元応答性薬物放出特性をDOX/PheoA ALG NPによって示された,加速量高グルタチオンレベル(10 mM)の存在下で観察されたDOXとPheoA放出であった。細胞取込の結果は,DOX/PheoA ALG NPは容易にB16腫瘍細胞(マウス黒色腫)により取り込まれ,DOX増強され,PheoA取込はキャリア遊離薬物と比較してDOX/PheoA ALG NP処理B16細胞で検出可能であったことを示した。DOX/PheoA ALG NPは細胞内ROS産生,B16細胞における毒性増加を誘発した。B16担癌マウスを用いたin vivo研究は,DOX/PheoA ALG NPが優先的に腫瘍組織に蓄積し,化学療法と光線力学的療法によるB16腫瘍増殖の本質的阻害,血清∞λレベルのDOX/PheoA ALG NP誘導増加に起因するもであることを明らかにしたことを示した。著者らの結果は,組合せ癌治療のためのDOX/PheoA ALG NPsの大きな可能性を実証した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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医用素材  ,  生物薬剤学(基礎) 

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