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J-GLOBAL ID:201702278965918753   整理番号:17A0398845

予混合n-ブタン火炎における火炎構造と汚染物質生成に及ぼすバイオ燃料異性体ジエチルエーテルとn-ブタノールの影響【Powered by NICT】

Influence of the biofuel isomers diethyl ether and n-butanol on flame structure and pollutant formation in premixed n-butane flames
著者 (10件):
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巻: 175  ページ: 47-59  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0104A  ISSN: 0010-2180  CODEN: CBFMAO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ジエチルエーテル(DEE)とその異性体n-ブタノールは有望な燃料添加剤や純バイオ燃料として考えられている。エンジン条件下での炭化水素燃料へのそれらの添加の影響が報告されているが,そのような燃料混合物の複合反応経路の理解を目的とした基礎的研究は非常に少ない。ここでは,よく研究されている炭化水素ベース燃料としてn-ブタンを選択した,予混合低圧火炎中の同一条件下でこれらの酸素化異性体を個別に加えた。それぞれアルカンバイオ燃料混合物の異なる燃焼挙動を燃料構造に関係していなければならない。分析はn-ブタン,DEE,及びn-ブタノールの火炎として50%DEEまたは50%n-ブタノールをドープしたn-ブタンの二火炎を含む五種の燃料リッチ火炎で行った。本連載では,炭素-酸素比,アルゴン希釈,圧力およびガス速度は一定に保った。C_0 C_8の範囲で40以上の種を電子イオン化(EI)の分子ビーム質量分析(MBMS)ガスクロマトグラフィー(GC)によって各火炎で同定し,定量した。実験を可変シンクロトロン真空紫外(SVUV)光イオン化(PI)MBMSにより部分的に補完した。データの解釈を支援するために,速度論モデルは,文献で利用可能なこれらの燃料の異なるサブ機構を組み合わせることにより確立した。予想されたように,毒性カルボニルの形成,ホルムアルデヒドやアセトアルデヒドなど,n-ブタンの両方に含酸素燃料の添加により有意に増加した。DEEとn-ブタン混合は煤前駆体の生成を著しく減少させ,DEEの一次反応は主にシステムにC_1 C_2炭化水素種を産生する。しかし,n-ブタノール添加は有意な減少効果または煤前駆体のより高い形成を示さなかった。これらの傾向は,実験とモデル予測の両方で観察された,DEEと比較して煤前駆体を形成するためにn-ブタノールの高い能力が燃料構造の違いから主としてなる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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燃焼一般 

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