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J-GLOBAL ID：201702279296923987   整理番号：17A0401167

実農業システムにおける野菜の長期廃水潅がいトマト果実とヒトの健康リスク評価における土壌,取込及び生体内蓄積における医薬品の濃度【Powered by NICT】

Long-term wastewater irrigation of vegetables in real agricultural systems: Concentration of pharmaceuticals in soil, uptake and bioaccumulation in tomato fruits and human health risk assessment

著者 (7件)： Christou Anastasis (Agricultural Research Institute, Ministry of Agriculture, Rural Development and Natural Recourses, P.O. Box 22016, 1516 Nicosia, Cyprus) ,  Karaolia Popi (Department of Civil and Environmental Engineering, University of Cyprus, P.O. Box 20537, 1678 Nicosia, Cyprus) ,  Karaolia Popi (NIREAS-International Water Research Center, University of Cyprus, P.O. Box 20537, 1678 Nicosia, Cyprus) ,  Hapeshi Evroula (NIREAS-International Water Research Center, University of Cyprus, P.O. Box 20537, 1678 Nicosia, Cyprus) ,  Michael Costas (NIREAS-International Water Research Center, University of Cyprus, P.O. Box 20537, 1678 Nicosia, Cyprus) ,  Fatta-Kassinos Despo (Department of Civil and Environmental Engineering, University of Cyprus, P.O. Box 20537, 1678 Nicosia, Cyprus) ,  Fatta-Kassinos Despo (NIREAS-International Water Research Center, University of Cyprus, P.O. Box 20537, 1678 Nicosia, Cyprus)
資料名： Water Research  (Water Research)
巻： 109  ページ： 24-34  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0760A  ISSN： 0043-1354  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 野菜作物灌漑のための廃水(WW)再利用は規則的に広く適用されている。左様な実験が,潜在的な健康の意味合いを持って,PhACsに対するヒトの曝露の重要な代替経路を表す,食物網に対する植物とそれに続く入口による医薬品活性化合物(PhACs)の取込を可能にすることが分かった。ここでは,実際の農業条件下で二つの異なる処理排水によるトマト作物の長期(三年連続)WW潅がい,(1)選択されたPhACs(すなわちジクロフェナク,DCF;スルファメトキサゾール,SMX,トリメトプリム,TMP)の土壌濃度,(2)トマト果実におけるこれらのPhACsの生体内蓄積,および(3)WW潅がいした果物の消費と関連するヒトリスクへの影響を報告した。結果は,土壌とトマト果実の両方で研究したPhACsの濃度は,使用した処理排水の定性的特性とWW潅がいの持続時間に依存して変化したことを明らかにした。研究期間を通して最も高い土壌濃度とPhACは,SMX(0.98μg/kg~( 1)),続いてTMP(0.62μg/kg~( 1))とDCF(0.35μg/kg~( 1))であった。DCF研究の初年に,WW潅がい植物から収穫したトマト果実では見られなかった。しかし,DCFは研究を通して最も高い果実濃度(11.63μg/kg~( 1))(長期WW潅がいの結果として),続いてSMX(5.26μg/kg~( 1))とTMP(3.40μg/kg~( 1))をdisplaid。計算した果実の生物濃縮係数(BCF_F)は実験期間の第二(108)と三年(132)におけるDCFのための非常に高く,SMX(0.5 5.4)とTMP(0.2 6.4)有意に低かったのそれぞれの値であった。毒性懸念(TTC)と危険指数(HQ)値の推定しきい値は本研究でフィールド状態における潅漑に適用WWと長期間潅がいしたトマト植物から収穫した果実の消費はヒトの健康にデミニミスリスクを示すことを明らかにした。しかし,潅がいのためのWW再利用の安全性に関するより強固な情報を得るために実行する必要がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 下水処理水 ,  *ヒト ,  *野菜 ,  *トマト ,  再利用 ,  農作物 ,  継続時間 ,  農業 ,  灌漑 ,  ロバスト性 ,  *生体内蓄積 ,  *廃水 ,  生物濃縮 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族アミン ,  スルホンアミド ,  酸素複素環化合物 ,  第一アミン ,  芳香族塩素化合物 ,  アミノカルボン酸 ,  第二アミン

著者キーワード (6件)： 生物濃縮 ,  ヒト健康リスク ,  医薬品 ,  トマト ,  Uptake ,  廃水潅がい

分類 (2件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  その他の廃水処理・処分  (SC03070S)

物質索引 (2件)： スルファメトキサゾール ,  ジクロフェナク

タイトルに関連する用語 (12件)： 農業 ,  野菜 ,  長期 ,  廃水 ,  潅がい ,  トマト ,  果実 ,  ヒトの健康リスク評価 ,  土壌 ,  取込 ,  生体内蓄積 ,  医薬品