抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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市販されている断熱・遮熱塗料を塗布した石膏ボードや合板を試験体とし,その断熱・遮熱特性が市販の断熱材と比べてどの程度であるかを,前報(I:第63回・II:第64回)に引き続き調べた。JIS A1420に従い,人工気象装置ツインチャンバー内に前述の試験体(900mm×900mm,石膏ボード9.5mm厚・12.5mm厚,針葉樹構造用合板9mm厚・12mm厚,ラワン構造用防虫合板9mm厚・12mm厚)を設置し,屋外側は0°C,屋内側は20°C・60%R.H.に設定した。その結果,石膏ボード,針葉樹構造用合板,およびラワン構造用防虫合板に断熱・遮熱塗料を塗布することにより,熱貫流率が3~8%低減した。また,石膏ボード,針葉樹構造用合板,およびラワン構造用防虫合板に断熱・遮熱塗料を塗布することによる予想断熱厚さは,断熱材スリム0.5mm相当となった。(著者抄録)