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J-GLOBAL ID:201702279877249464   整理番号:17A0185775

APP/PS1二重トランスジェニックマウスの脳におけるBACE-1タンパク質の沈着

Deposition of BACE-1 Protein in the Brains of APP/PS1 Double Transgenic Mice
著者 (10件):
資料名:
巻: 2016  号: Neurology  ページ: ROMBUNNO.8380618 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アルツハイマー病の主因ははっきりしないままである。これまでのデータは,アルツハイマー病の病態形成の中心的プレイヤーとしてBACE-1タンパク質を結びつけている。しかし,BACE-1の多くの阻害剤は,AD治療に対する前臨床および臨床治験で失敗している。従って,ADにおけるBACE-1の正確な役割の解明は治療薬の将来の開発に著しい影響を与えるかもしれない。ここで3ヶ月齢および6ヶ月齢のメスのAPP/PS1二重トランスジェニックマウスを用いて,マウスの脳におけるBACE-1の異常な蓄積を研究した。BACE-1の分布パターンと発現レベルを測定するため,免疫蛍光法,免役組織化学,そしてウェスタンブロットを行った。筆者らは3ヶ月齢のAPP/PS1マウスで明らかなBACE-1タンパク質の蓄積を見出し,それは6ヶ月までに増加した。共免疫染色は,BACE-1が脳切片においてアミロイド斑を囲むことを示した。異常なタンパク質発現はBACE-1タンパク質の上方調節のせいではないかもしれない。なぜなら野生型とAPP/PS1マウスの間でタンパク質の発現に有意な差異は見られなかったからである。BACE-1およびCD31に対する抗体により,筆者らは脳血管の外層でBACE-1タンパク質の高い免疫反応性密度を見出した。APP/PS1マウスにおけるBACE-1の異常な分布は,BACE-1がADの毛細血管異常に関与するかもしれないことを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経系の疾患  ,  神経の基礎医学 

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