スピロノラクトンは自然発症高血圧ラットにおける心筋線維症を改善する【Powered by NICT】

XU Ming; YANG Handong; MIN Xinwen; LI Dongfeng

文献

J-GLOBAL ID：201702280240807446 整理番号：17A0707710

スピロノラクトンは自然発症高血圧ラットにおける心筋線維症を改善する【Powered by NICT】

Spironolactone improves myocardial fibrosis in spontaneously hypertensive rats

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巻： 24 号： 7 ページ： 1281-1285 発行年： 2008年07月15日
JST資料番号： W1465A ISSN： 1000-4718 CODEN： ZBSZEB 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：中国 (CHN) 言語：中国語 (ZH)

目的;自然発症高血圧ラット(SPONTANEOUSLY HYPERTENSIVE RATS,SHR)の心筋繊維化に対するスピロノラクトンの影響及び可能な機序を観察する。方法;16匹の14週齢雄性SHRをランダムに安体群と対照群に分け、各群8匹、それぞれ安体舒30MG・KG~(-1)・D~(-1)と等量の生理食塩水を12週間胃内投与し、同時に8匹の同年齢雄SDラットを正常対照群とした。免疫組織化学法を用いて、結合組織成長因子(CONNECTIVE TISSUE GROWTH FACTOR,CTGF)、形質転換成長因子Β_1(TRANSFORMING GROWTH FACTORS BETA-1、TGFΒ_1)、コラーゲンIとIII(COLLAGEN I AND III)のラット左室心筋の分布と発現に対して半定量分析を行った。TGF-Β1とCTGF MRNAの発現は,RT-PCRによって検出した。MASSON染色法により左心室の形態を観察し、画像分析によりコラーゲン体積分率(COLLA-GEN VOLUME FRACTION,CVF)を測定した。ヒドロキシプロリン(HYDROXYPROLINE,HYPM)の含有量を,アルカリ加水分解によって測定した。【結果】;(1)対照群と比較して,SHR群では,左室重量指数(LVI),CVF,CVF,HYPRO,COLLAGEN,III,CTGF,TGFΒ_1蛋白質のMRNA発現は有意に増加した(P<0.01)。対照群と比較して,安体群の舒通組は有意に減少した(P<0.05)。(2)相関分析は以下を示した。CTGFとTGFΒ_1,CVF,HYPMとLVIの間には正の相関があった(P<0.01)。結論;スピロノラクトンはSHRの心筋繊維化を明らかに改善し、その作用は、グルココルチコイド受容体の遮断とCTGFの発現抑制によって実現される可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

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血管作用薬・降圧薬の基礎研究 , 酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究

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