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J-GLOBAL ID:201702281076313129   整理番号:17A0091218

D-サッカリンカルシウム:水溶性,複合体形成及び過飽和の安定化

Calcium D-Saccharate: Aqueous Solubility, Complex Formation, and Stabilization of Supersaturation
著者 (4件):
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巻: 64  号: 11  ページ: 2352-2360  発行年: 2016年03月23日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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D-サッカリンCa及びD-サッカリンとD-グルコン酸Caとの混液の化学的性質を調べ,過飽和状態の機構を調べた。D-サッカリンCaの水溶性は10から50°Cへの温度上昇で増加し,25°Cでの会合定数Kassocは1038で,会合のΔH°が-34kJ/mol,ΔS°が-55J/mol・Kであり,解離定数Kspは6.17×10-7と小さく,解離のΔH°が48kJ/mol,ΔS°が42J/mol・Kであった。電導度測定による会合定数は前記の電気化学的測定と類似した。D-サッカリンCaを65°Cの水に溶解し25°Cに冷却した場合,溶液のCaイオン活性は変化せず,沈殿もなく,過飽和が確認された。D-サッカリンCaは過飽和D-グルコン酸Ca溶液からの沈殿形成を抑制する事から,両者の存在下に於ける複合体形成の機構を調べた。加熱によりD-サッカリンCaとD-グルコン酸Ca複合体間の分布が変化し,冷却により両Ca塩が自発的に過飽和状態となり,D-サッカリンイオンのCaとの複合体形成がより強い為,グルコン酸Caの沈殿形成が遅延すると考えられた。
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