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J-GLOBAL ID:201702282236001910   整理番号:17A0364890

転相温度(PIT)法で作製したcupuacuバター(Theobroma grandiflorum)のベータカロチンを負荷した脂質ナノ粒子の物理化学的安定性およびin vitro消化性【Powered by NICT】

Physico-chemical stability and in vitro digestibility of beta-carotene-loaded lipid nanoparticles of cupuacu butter (Theobroma grandiflorum) produced by the phase inversion temperature (PIT) method
著者 (8件):
資料名:
巻: 192  ページ: 93-102  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0838B  ISSN: 0260-8774  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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β-カロチンは生物活性の広いスペクトル(例えば,抗癌,抗高血圧,および抗炎症)を持つカロテノイドである。しかし,その非常に高い疎水性のため,食品処方に組み込むが困難であり,そのバイオアベイラビリティはかなり低かった。脂質ナノ粒子のような脂質カプセル化コロイド系は,これらの問題を克服することを支援することができる。本研究では,ベータカロチン負荷脂質ナノ粒子は,10%cupuacuバター及び20%の界面活性剤(Cremophor RH40とスパン80)から相反転温度(PIT)法により作製した。ナノ粒子の反転温度は74°Cであり,それらの平均直径は35nmであった。貯蔵の100日後,β-カロチンの初期量の85%がナノ粒子であった;α-トコフェロールはカロチノイド保存に必須であることが分かった。静的および動的システム間のin vitro消化の結果の比較を行い,各消化システムの特性は平均粒径とβ-カロチンバイオアクセシビリティの点で多様な結果が得られた。静的システムは動的システムよりもはるかに簡単であるが,脂質ナノ粒子の消化性の信頼できるデータを提供できなかった。静的システムにおけるβ-カロチンのバイオアクセシビリティは92%であり,文献に見られる結果に非常に類似していた;比較による,動的システムはほぼ20%のβ-カロチンバイオアクセシビリティを明らかにした。この不一致にもかかわらず,動的in vitro系でシミュレートした消化の高度に現実的な条件は,このシステムの結果は,本研究で適用した単純化した静的システムから得られたものよりも信頼性が高いことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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野菜とその加工品  ,  食品の化学・栄養価 
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