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J-GLOBAL ID:201702282790536769   整理番号:17A0538032

2015/2016エルニーニョ事象の減衰位相とそれに対応する北西太平洋循環異常【JST・京大機械翻訳】

Decaying phase of the 2015 /2016 El Nino event and its associated western North Pacific atmospheric circulation anomaly
著者 (2件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 766-777  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2666A  ISSN: 1674-7097  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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季節平均気温,CMAP,NCEP/NCAR,NCEP/NCARデータを使って,2015/2016スーパーの特性と対応する北西太平洋大気循環異常を解析した。結果は以下を示す。2015/2016エルニーニョ事件は,成熟期の冬季の強度が大きい以外に,その後春に急速に減衰し,夏季に消滅する特徴がある。エルニーニョの急速な減衰に伴い,北西太平洋には強い高気圧循環異常が維持された。エルニーニョ減衰位相と西太高気圧異常との間には相互作用が存在する。一方,今回のエルニーニョ事件の強度が強いため,減衰熱帯インド洋には顕著な昇温異常が冬季から夏季に維持され,西太高気圧の増強と維持に寄与している。一方、西太平洋高気圧の循環異常の維持及びその南側の東風異常の発展により、東太平洋の正海温の異常が弱まり、エルニーニョ事件が急速に衰退した。また,1982年/1983年と1997年/1998年との比較により,今回の3回の強い超事象は強度に相当するが,減衰位相とそれに関連した西太の高気圧異常は異なることが1982/1983事件は減衰が遅く、維持時間が長いため、対応する西太の高気圧強度は弱い。一方,1997年/1998年の減衰は速く,維持時間は短く,対応する西太の高気圧強度は春と夏に強く維持された。2015/2016事件の減衰速度は1982/1983事件より明らかに速く、対応する西太の高気圧も1982/1983事件より強く、2015/2016事件の昇温中心は中東太平洋に偏っている。しかし、ここでは、エルニーニョ減衰過程において、SSTの異常が最も早く出現する地域であるため、2015//事件の中・低気圧異常の強度は1997/1998事件より弱いが、減衰速度及び減衰位相本研究の結果によると、エルニーニョの減衰と西高気圧の異常との関係は複雑で、更なる研究が必要である。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
大気大循環,熱帯気象  ,  気候学,気候変動  ,  海洋の構造・力学・循環 

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