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J-GLOBAL ID:201702282852737157   整理番号:17A0218651

自己集合BiFeO3とPb(Zr,Ti)O3の強誘電体ナノキャパシタにおける独特なナノ分域構造

Unique nano-domain structures in self-assembled BiFeO3 and Pb(Zr,Ti)O3 ferroelectric nanocapacitors
著者 (11件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 015703,1-9  発行年: 2016年01月08日 
JST資料番号: W0108A  ISSN: 0957-4484  CODEN: NNOTER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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優れた誘電的性質を示し,不揮発性メモリなどへの応用が考えられるPb(Zr,Ti)O3(PZT)やBiFeO3(BFO)などの強誘電体やマルチフェロ物質が注目されている。電力消費が小さく超高密度データ貯蔵が可能な素子の実現要求が強くなるとともに,これらのナノ構造を用いたメモリ素子に関心がもたれている。本論文では,自己集合PZTとBFOから作成したナノキャパシタの分域構造を調べた。レーザ蒸着により,SrRuO3あるいはLaSrMnO3の底部電極を持ち,Bi2O3またはPbO2を頂部電極とするPZTとBFOの強誘電体中間層からなるキャパシタを作成した。ナノキャパシタは,分極方向が裸の強誘電体膜に対して反対を向いた反分極構造を示した。この観測結果を,隣接する層間のビルトイン電圧の違いにより説明した。さらに,反分極構造を示すナノキャパシタは,抗電場が小さく,優れた圧電気特性を示すこともわかった。これらの性質を利用して,個々のナノ分極を読んだり消去したりすることができるメモリとして応用することが可能である。
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
強誘電体,反強誘電体,強弾性 

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