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J-GLOBAL ID:201702283305856740   整理番号:17A0661028

グルタミンは腸内細菌叢およびIL-13を介して腸SIgA分泌を促進する【Powered by NICT】

Glutamine promotes intestinal SIgA secretion through intestinal microbiota and IL-13
著者 (10件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 1637-1648  発行年: 2016年 
JST資料番号: H0535A  ISSN: 1613-4125  CODEN: MNFRCV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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グルタミン補充は腸における分泌型IgA(SIgA)産生を増強するが,その機構はほとんど知られていない。マウスモデルを用いてこの問題を検討した。【方法】と結果:マウスモデルでは,グルタミン補給はマウス回腸における腸内腔内容物におけるSIgA豊度とIgA~+形質細胞数の両方を増加させ,マウス腸間膜リンパ節における細菌負荷を減少させた。グルタミン添加はSIgA誘導のT細胞依存性およびT細胞非依存性経路と関連したサイトカインのマウス回腸発現,IL-5,IL-6,IL-13,形質転換成長因子(TGF β),増殖誘導リガンド(APRIL),B細胞活性化因子(BAFF),血管作用性小腸ペプチド(VIP)受容体,レチナールデヒドロゲナーゼを含むを増加させた。グルタミン補給の間のIL-13抗体を注入マウス回腸におけるJ鎖発現を低下させた。グルタミン補給はマウス回腸壁への細菌侵入を増加させたが,マウス腸内細菌叢を破壊するSIgA分泌に対するグルタミン補給の影響を抑制した。【結論】グルタミン補充は腸内細菌叢を介して,続いてT細胞依存性及びT細胞非依存性経路を介してマウス腸におけるSIgA分泌を強化すると思われる。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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免疫反応一般  ,  消化器の基礎医学 
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