抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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高活性アリール-エーテル-エーテル-ケトンジフェノール中間体(m DHPBP)を分子設計により合成した。修飾剤としてベンゾオキサジン(BA a)に導入し,m DHPBPの含有量が異なる新しい修正ベンゾオキサジン樹脂系(BA a/m DHPBP X)を調製した。示差走査熱量測定(DSC)及びFourier変換赤外分光法(FT IR)を用いて硬化挙動を特性化し,硬化過程中の官能基の大きな変化を追跡してBA a/m DHPBP X混合物の重合機構を調べた。DSC曲線とBA a/m DHPBP Xのゲル時間のピーク反応温度の有意な低下がm DHPBPは,ベンゾオキサジンの開環重合(ROP)のための効果的な触媒であることを示した。m DHPBPの量が増加するにつれて,ポリ(BA a/m DHPBP X)のベンゼン環置換基の変化はm DHPBPはBA-aと反応し,最終的にポリ(BA a)の三次元ネットワーク中に埋め込まれたことを示唆した。BA a/m DHPBP X混合物の熱特性を,動的機械分析(DMA)と熱重量分析(TGA)により評価した。は,より高い初期貯蔵弾性率を示し,高いガラス転移温度(T_g)を維持し,純粋なポリ(BA a)と比較して,より高いチャー収率を示した。さらに,ポリ(BA a/m DHPBP X)の引張特性は良好であった。「高強度,高弾性率と高靭性」で修飾したベンゾオキサジン樹脂系を調製し,引張強さの60%以上の増加と破断伸びの78%増加は,ポリ(BA a)への20wt%m DHPBPを組み込むことにより観察された。はこの修飾ベンゾオキサジン系は,その優れた加工性,優れた包括的機械的性質を持つことによって高性能複合材料のためのマトリックスとして適用できると信じている。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】