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J-GLOBAL ID:201702283426832377   整理番号:17A0704442

ポリプロピレン中の難燃剤としての有機リン系オキシ硫酸マグネシウムホイスカの難燃性,熱的,及び機械的性質に及ぼす官能基の影響【Powered by NICT】

Functional group effect on flame retardancy, thermal, and mechanical properties of organophosphorus-based magnesium oxysulfate whiskers as a flame retardant in polypropylene
著者 (4件):
資料名:
巻:号: 35  ページ: 21655-21665  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7055A  ISSN: 2046-2069  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,オキシ硫酸マグネシウムホイスカ(MOSw)はドデシルりん酸二水素(DDP)と反応させてDDP官能化MOSw(DDPMOSw)を調製した。DDPMOSwの形態と構造を走査電子顕微鏡(SEM),透過型電子顕微鏡(TEM),Fourier変換赤外分光法(FTIR),およびX線光電子分光法(XPS)によって特性化した。MOSwとDDPMOSwはそれぞれ溶融混練法によるハイブリッド複合材料を得るためにポリプロピレン(PP)に導入した。SEMの結果は,DDPMOSwはMOSwよりもPPマトリックス内でより均一に分布した,改善された熱安定性,破断時の歪,PP/MOSwと比較してPP/DDPMOSwの衝撃靭性をもたらしたことを示した。複合材料の燃焼性を限界酸素指数(LOI)及びコーンカロリメータ(CC)試験を用いて調べた。結果はPPマトリックスにDDPMOSwの導入は,LOIを増加することを示した,一方,熱放出速度(HRR),煙生成速度(SPR)とCOとCO_2放出を減少させた。チャー残渣のSEM及びエネルギー分散分光法(EDS)分析はPP/MOSwよりPP/DDPMOSwのより効率的な難燃性のための二つの理由を示唆した(i)DDPMOSwは不燃性ガスを放出し,燃焼過程(気相難燃効果)中にはより多くの熱を吸収するより完全に分解された;(ii)DDPは炭素質残渣の形成を誘導し,MgOホイスカ骨格(凝縮相難燃効果)に基づくコンパクトでコヒーレントチャーをもたらした。に加えて,FTIRの結果は,凝縮相におけるリン化合物層はまた,保護膜として作用することを示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (5件):
分類
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高分子固体の物理的性質  ,  充填剤,補強材  ,  塩  ,  炭素とその化合物  ,  抵抗性 

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