抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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熊本地震発生直後に熊本市内の都市公園でヒアリング調査を行い,都市公園の避難利用状況について検証した。ヒアリング調査の主な対象は,公園愛護会等の利用者団体の代表者である。都市公園への避難の動機として,もともと避難場所として公園が位置づけられていた事から避難した場合と,他の人々が避難していたので一緒に行く群集心理で公園に向かった数が約1/3ずつある点が注目された。公園運営が比較的順調であった公園で実態調査を行った。その結果,30~40代の子育て世代がSNSを使って不足物資の支援を呼びかけるなど,力を発揮したことが分かった。公園の車止めは通常は鍵がかけられているが,非常時には住民自らの手で開けられるようにしておくことが望ましい。