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J-GLOBAL ID:201702284352207558   整理番号:17A0322192

干ばつに強いまた干ばつに感受性のコムギ品種における栄養段階での前乾燥プライミングによる開花後の乾燥ストレスに対する耐性の改善【Powered by NICT】

Improved tolerance to post-anthesis drought stress by pre-drought priming at vegetative stages in drought-tolerant and -sensitive wheat cultivars
著者 (8件):
資料名:
巻: 106  ページ: 218-227  発行年: 2016年 
JST資料番号: W1643A  ISSN: 0981-9428  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: フランス (FRA)  言語: 英語 (EN)
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コムギ作物は開花後期間中の渇水事象を回避する収率低下のかなりのペナルティを保有している。前乾燥ストレス下で乾燥プライミングが急速に,また強力防御機構の引き金を引くことによりその後の乾燥ストレスに耐える作物可能性を向上させることができる。これらの理解に向けて,55 60%圃場容水量(FC)で制御された適度な乾燥ストレスのセットは二種のコムギ栽培品種の植物すなわち分げつ(Feekes2段階)と接合(Feekes6段階)でLuhan(干ばつ耐性)とYangmai16(乾燥感受性)刺激を開発した。プライム及び非プライム植物体,栽培品種とプライミング段階の相対的な応答は,開花後7日でその後の重度の乾燥ストレスを適用して評価した。結果は両品種のプライミングされた植物は,改善された葉の水ポテンシャル,クロロフィル,低収率減少を導くリブロース,5二りん酸カルボキシラーゼ/オキシゲナーゼ含有量,光合成増強,良好な光防護と効率的な酵素的抗酸化系を介して開花後の乾燥ストレスに耐える高い可能性を示した。Luhanのプライミングされた植物はYangmai16より乾燥ストレス事象を適応させる高い能力を示した。高い穀粒収量を維持するための乾燥プライミングの正の効果は,節間成長期での刺激よりも分げつで処理された植物で顕著であった。その結果,プライミングされた植物における光合成装置と効率的な酵素的抗酸化活性の機能アップレギュレーションが,続いて起こる乾燥ストレス,非プライム植物体よりも低い収量低下に寄与し軽減するための優れた可能性を示した。しかし,乾燥ストレスに対する応答における遺伝子型とプライミング段階の違いもコムギにおける開花後の乾燥ストレス条件に耐えるためにプライミングされた植物の能力に影響を及ぼすに寄与した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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麦  ,  植物生理学一般 

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