文献
J-GLOBAL ID:201702284746706335   整理番号:17A0702877

マウスにおける結腸直腸癌細胞におけるH_2Sレベルを可視化する新しいH_2S特異的近赤外蛍光増強プローブ【Powered by NICT】

A new H2S-specific near-infrared fluorescence-enhanced probe that can visualize the H2S level in colorectal cancer cells in mice
著者 (7件):
資料名:
巻:号:ページ: 2776-2781  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7042A  ISSN: 2041-6539  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
in vivo H_2Sの選択的検出が可能な近赤外(NIR)蛍光に基づくセンサは,疾患の機構を理解するための有用なツールになるであろう。新しいNIR蛍光プローブ1はマウスにおける結腸直腸癌細胞における内因性H_2Sの検出用に開発した。緩衝液(pH 7.4)におけるH_2Sと反応すると1は796nm(730nmで励起)で87倍蛍光増強を示した。1であった水溶性,細胞膜透過性,低い細胞毒性とH_2Sに対して高い選択性と感度を有していた。1の特性は,生細胞,組織,およびマウスにおける内因性H_2Sのモニタリングにおけるその使用を可能にする。バイオイメージングの結果は,(1)D-Cysは,生きている細胞における内因性H_2S産生を誘導し,血管新生を促進することを示した。(2)マウスに1の尾静脈内投与は肝臓中で強い蛍光を発生したD-Cysの腹腔内注射はin vivoで肝臓における蛍光をさらに向上させる可能性がある(3)重要なことに,in vitroおよびマウス腫瘍モデルにおける結腸直腸癌細胞(HCT116, HT29)における内因性H_2Sは1の腫瘍内注入により検出された迅速かつ選択的にすることができた。これらの結果は,我々の新プローブは生きた動物における細胞H_2Sの検出と癌診断に対しても効率的なツールとして役立つことを示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗腫よう薬の基礎研究  ,  医用画像処理  ,  有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子)  ,  生物薬剤学(基礎)  ,  医用素材 

前のページに戻る