文献
J-GLOBAL ID:201702284972384283   整理番号:17A0087796

都市部における希少淡水魚類の生息地保全のための候補地選定:北部九州,福岡平野の5河川の事例研究

Priority maps for protecting the habitats of threatened freshwater fishes in urban areas: a case study of five rivers in the Fukuoka Plain, northern Kyushu Island, Japan
著者 (5件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 347-355  発行年: 2016年07月25日 
JST資料番号: L2718A  ISSN: 1341-8998  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では,都市部の平野における希少淡水魚類の生息地保全のための候補地選定を行う目的で,北部九州の福岡平野の5河川の魚類相と土地利用のデータに基づくMarxan解析を用いた事例研究を実施した。500m四方で引いた4次メッシュスケール(全147メッシュ)で希少魚類相と土地利用のデータを整理した。全メッシュに同等のコストを付与して解析した場合(事例1)と,土地利用のクラスター解析に基づいて4段階の異なるコストを付与して解析した場合(事例2)の2つの事例のメッシュにおいて評価した。希少魚類を河川性魚類または氾濫原性魚類に区分し,別々に解析した。両ケースで高頻度に選択されたメッシュを候補地として定義したところ,河川性では10メッシュ,氾濫原性では28メッシュが同定された。それらの候補メッシュのうち,河川性魚類の40%と氾濫原性魚類の54%が都市化された地域に分布していたことから,福岡平野のいくつかの都市部では生息地保全の必要性が示唆された。事例1における低い候補度合のメッシュと,事例2における高い候補度合のメッシュを生息地保全のための2番目の重要地として定義した。氾濫原性魚類の2番目の重要地の数は河川性魚類のものよりも少なかったことから,氾濫原性魚類は河川性魚類よりも都市化された地域における生息地保全がかなり必要であることを示唆した。Copyright 2015 The Ichthyological Society of Japan Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
魚類  ,  生態系 
引用文献 (36件):
もっと見る

前のページに戻る