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J-GLOBAL ID：201702285007237712   整理番号：17A0705737

オオミジンコ(Daphnia magna)に対する毒性に及ぼすTiO_2ナノ粒子の照射条件と結晶相の依存性【Powered by NICT】

Dependence of the irradiation conditions and crystalline phases of TiO₂ nanoparticles on their toxicity to Daphnia magna

著者 (4件)： Lu Huiting (School of Space and Environment, Beihang University, Beijing 100191, P. R. China. [e-mail]) ,  Fan Wenhong ,  Dong Haifeng ,  Liu Lingling
資料名： Environmental Science: Nano  (Environmental Science: Nano)
巻： 4  号： 2  ページ： 406-414  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2463A  ISSN： 2051-8161  CODEN： ESNNA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二酸化チタン(TiO_2)の広範な増殖と水生環境への避けられない放出は環境への危険に対して高まる関心をもたらした。しかし,毒性の機構に及ぼす照射の影響とTiO_2ナノ粒子(NP)の結晶相に関する知識は不足している。本研究は三種類の照射条件下での結晶形の割合を変えた五種類TiO_2NPの毒性を系統的に評価した。紫外(UV)光を照射した全てのアナターゼ/ルチル混合物の50%有効濃度(EC_50)は可視光あるいは暗黒の中でそれらの対応物のそれらより低かった。混合物の中で,4:1アナターゼ/ルチル混合物はUV照射下で3.58mg/L~( 1)の最低EC_50を示し,生体内蓄積と酸化ストレスのより高いレベルによると思われる,活性酸素種(ROS)とスーパーオキシドジスムターゼ酵素(SOD)によって定量化された。UV照射下でTiO_2NPは対応する波長における強い吸収に起因するROS産生に対してより高い光触媒活性を示し,高い酸化ストレスをもたらした。比4:1のアナターゼ/ルチル混合物は酸化ストレスに関連した励起子,高い毒性を誘導することを生成するために適切なバンドギャップを示した。著者らの研究は,ミジンコにTiO_2NPの酸化ストレス関連毒性は励起子生成のバンドギャップにかなり関連するかもしれないことを示唆した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 酸化ストレス ,  *Daphnia magna ,  可視光 ,  アナターゼ ,  *毒性 ,  励起子 ,  紫外線照射 ,  ルチル ,  *ナノ粒子 ,  バンドギャップ ,  生体内蓄積
準シソーラス用語： *ミジンコ ,  EC50 ,  二酸化チタン ,  *結晶相 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  金属及び金属化合物の毒性  (GZ02022V)

タイトルに関連する用語 (6件)： オオミジンコ ,  Daphnia ,  毒性 ,  ナノ粒子 ,  結晶相 ,  依存性