抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ダムの「ただし書き操作」は平成23年に改訂され,異常洪水時防災操作,洪水調節容量を有効に活用する特別防災操作,渇水等の対応として特例操作に分類された。既存ストックを最大限に活用し,下流負荷軽減を図ることが答申されている。岩手県滝ダム(堤高70m,堤頂長187m)では,計画規模に達しない洪水において下流河川未改修区間にて氾濫被害が発生したことから,平成20年に調節開始流量の見直し等のダム操作を暫定的に見直した。平成28年8月台風時の特別防災操作実績を示した。今後の課題として,洪水時最高水位に達しない(洪水調節容量に空き容量が残る)ことのないように,正確な降雨予測の元,放流量逐次見直方式,総放流量分配方式など,ただし書き操作の運用方法を準備する必要を示した。