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J-GLOBAL ID：201702285193498429   整理番号：17A0665432

Clostridium acetobutylicumによるブタノール発酵に及ぼす芳香族アルデヒドの抑制効果【Powered by NICT】

Inhibition effect of aromatic aldehydes on butanol fermentation by Clostridium acetobutylicum

著者 (4件)： Li Jing (Department of Biosystems Engineering, Auburn University, AL 36849, USA) ,  Shi Suan ,  Adhikari Sushil ,  Tu Maobing
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 3  ページ： 1241-1250  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多数分解化合物のバイオマス前処理中に形成されるが,それらはバイオ燃料へのバイオマス変換の効率を顕著に阻害した。これら同定された潜在的阻害剤の中で,芳香族アルデヒドは阻害活性において重要な役割を果たす。アセトン-ブタノール-エタノール(ABE)発酵に及ぼす13種の芳香族アルデヒドの影響を本検討では四種の濃度で評価した。阻害重症度はオルト置換基(OH>OCH_3>CHO)の影響を受け,ヒドロキシル基の数の代わりにヒドロキシル基の位置に強く関連していたことが分かった。ortho-ヒドロキシル基は芳香族アルデヒド阻害に大きく寄与した。ortho-置換2-ヒドロキシベンズアルデヒドは34 ヒドロキシベンズアルデヒドのメタおよびパラ置換類似体よりも少なくとも20倍強い阻害を引き起こした。ヒドロキシル基の存在はカルボニル水素と分子内水素結合を形成し,細胞膜透過性及び求電子性を増加させる可能性がある。定量的構造活性相関(QSAR)分析は,阻害活性(IC_50)と物理化学的記述子との間の相関を確立した。IC_50と最高被占分子軌道E_HOMOのエネルギーとの間の強い相関が観察された。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *Clostridium acetobutylicum ,  水素 ,  バイオマス ,  定量的構造活性相関 ,  ヒドロキシ基 ,  分子内水素結合 ,  *発酵 ,  前処理 ,  *芳香族アルデヒド ,  生物燃料 ,  HOMO ,  カルボニル基 ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族ケトン
準シソーラス用語： 阻害活性 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 微生物代謝産物の生産  (FK03020A) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

物質索引 (2件)： エタノール ,  アセトン

タイトルに関連する用語 (4件)： Clostridium ,  ブタノール発酵 ,  芳香族アルデヒド ,  抑制効果